2023年社労士試験合格体験記(25)「勉強場所を変えてモチベーション維持」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

今回は”おーきど”様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

【プロフィール】

41歳男性、教育・学習支援業から児童福祉サービスを経て現在は就労継続支援B型事業所勤務です。
実務経験はありません。2021が初挑戦、今回は3度目の挑戦でした。

【得点状況】

2023年 選択30/択一48(自己採点)
2022は選択で基準点割れあり択一は45点未満
2021も同じような状況です。

【利用のコンテンツ】

社労士24+直前対策、直前の模擬試験を2度会場で受験しております。

学習方法

【学習計画の立て方】

1週間、1ヶ月とインプット:テキスト読みと講義動画視聴、アウトプット:トレ問について
『ここまで終了させる』という方針で計画を立てました。
とにかく、直前期までは社労士24とトレ問をなんども反復することに徹しました。

直前期は模擬試験をマイルストーンとし、直前対策の演習や模擬試験の結果に合わせ臨機応変にリスケを行っていた記憶がありますが、とにかく、付箋などの目印も活用し『チェック漏れ』のないよう勉強しておりました。

【勉強時間の作り方】

・帰宅したら●●時間とルールを決めて、それに則って学習。
・長い待ち時間がある状況では講義動画の視聴。
・仕事場の上司に相談し、スキマ時間に仕事場で学習の許可をもらう。
(特に直前期は助かりました)
・仕事のカバンには常に社労士24をイン!仕事帰りにはカフェやフリースペースで学習。
・休日は図書館へ。
★『勉強場所を変える』というのはモチベーションや集中力の維持に非常に効果がありました。
★勉強時間などはGoogleカレンダーで管理。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

直前期以外では一日1~3時間。とにかく『勉強しない日』をできるだけつくらない。
少なくとも!Twitter(今はX)の金沢先生のアカウント、大原の先生方のアカウントをチェックする。『毎日年金』は後述しますが、非常に重要です!

直前期は5~6時間、ただ、詰め込みにならないよう・・・場所をこまめに変えて勉強を継続。
あと、変なルールですが「鉛筆の使いすぎで手が痛くなったら休憩!」

眠いときは無理せず寝ました!

【回転数】

講義動画&テキストは初回は等速で、2~3回目以降は1.5倍速。あとは模試や演習のミスした部分に特化してその都度等速で。トレ問は5回転、その後は5肢択一や模試の解き直し、過去問演習を、大原の問題集、模試は少なくとも2度解き直し&復習を行いました。

【一番苦労したことと解決した方法】

生活環境が一新し、その前後で精神状態含め非常に不安定な時期がありました。勉強が足りていない・・・今年もまた・・・という恐怖感も強くなりましたが、『少なくともTwitterの金沢先生のツイートはチェック、出していただける問題の確認と神まとめのチェックはしておこう』

気がつくと、最初の模試で46点と、合格が現実的な結果となりました。
(選択で社一のチェック漏れに気づけたのも大きかった)

あと、細かい集中力の低下やモチベーションのぶれは場所の変更で対処。コーヒーカフェ、ドーナツ店、フードコートに児童図書館、地下道の休憩場所エトセトラ・・・結果、量をこなすことに成功したのかな?

【選択式の勉強方法】

選択のトレ問は3周、特記する取り組みがあるなら・・・自宅限定ですが『音読』しました。あとは、模試や過去問を論点チェックを込みでじっくり復習。でしょうか。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
インプット:講義動画&テキスト読み込み。(これは両方で1セット、各科目ごと)
アウトプット:択一式トレ問、ミスをしたら社労士24に付箋で目印。熟読は都度必ず実施。
とにかくこれをひたすら!

・5月~7月(直前期)
基本のインプット、アウトプットは継続。ただし動画視聴の速度は1.5倍速。
アウトプットに直前対策の演習問題を加える。ミスは必ずテキストに戻りチェック。
上記のやり方で選択式、ただし、択一の時ほど深入りはせずテキストチェックのみ。

判例などは選択式演習で見つけ次第直前対策のテキストでチェック。

統計は講義動画とテキスト読み繰り返しのみ。

・8月(最直前期)
模試解き直し~テキストチェック。
弱点をまとめたノートの熟読~完了したら付箋を剥がす。
とにかく、直前は択一:5肢択一式の演習とテキスト読み。選択はすでに解いた問題について音読。

全体を通し・・・朝起きたら金沢先生の社労士24アカウントをチェック。
問題を解いたり神まとめをチェック。
車移動の際は法令の目的条文音読の音声を垂れ流し(仕事中はしませんが!)

メッセージ

【受験生の方へのメッセージ】

・模擬試験はぜひ会場で受験してください。社労士試験は数多の試験と比較してもかなりの長丁場です。それを体験するだけでも意味はあります。私は大原の札幌校で受験しましたが、前向きなやる気はかなり上がります。

・当日、試験会場は下見してください・・・今年、北海道の会場は地下鉄駅から非常に遠く見通しが甘かったせいか・・・ぎりぎりの到着、というより、走りまして!選択式の前に軽く汗だくでした。

・これも当日の話ですが、トイレを意識して行動するといいと思います。混みます!遠かったり!後色々。試験中1度トイレに行かせてもらいましたが、あの時間がマイナスになるなら飲み物などの一工夫必要でしょう。

・2,000時間の長期戦、勉強から離れる手段は大事だと思います。自分はジムで汗を流すこと!とはいえ・・・エアロバイクをこぎながら社労士24の講義動画を視聴しておりました。

・合格後の自分をイメージしましょう。少なくともぼくにとっては、合格後の自分を妄想?しとろ~んとすることで闘志を維持していました!

・『まとめノート』はリスクの大きい勉強法だと多くの先生が述べております。ただ・・・『語呂合わせからの再現まとめ』は当日役に立ったと思います。

【その他ご感想など】

色々な事情より『発達障害』や『障害者雇用』に関わる事が多い私です。

そんななか、昔からアニメや漫画、映画のセリフを暗記したり、やたら文章を書くのが早かったり・・・その他色々、自身の強みを活かしながら自分もかつて抱えた、そして関わることの多い障害当事者の困りごとに大きく関わる『就労』、『仕事』について、その環境を整える仕事をしてみたいというビジョンから社会保険労務士への挑戦が始まりました。

精神論かもしれませんが「自分はなぜこの難関資格に挑戦したのか(しているのか)」ということを常に思い続けることが、この2,000時間の勉強、80+210分の長期戦を戦い抜き、成し遂げるのに最も大切なのではないでしょうか。

初学者ではなかったのですが、社労士24は試験に必要なエッセンスを濃密かつコンパクトにまとめた素晴らしい教材だと感じました。書店で何度他の教材や問題集の誘いに負けそうになったか、「浮気したらだめだ」と言い聞かせながら、社労士24と走り抜けた結果の合格だと感じております。

ときにはくすっと来る場面(労基法:同居の親族の考え方の部分で吹き出したのは内緒です)と、「成し遂げましょう」という力強い言葉で「成し遂げることができました」。

合格はあくまで社会保険労務士となるためのFA権を手にしただけ?なのも忘れず、まずは支えてくれた方々、そして社労士24と大原、金沢先生に心からの感謝と、今後社会保険労務士試験に挑戦される皆様が成し遂げられることを祈念しております。

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
是非Twitterのフォローお願いいたします!

↓ランキングに参加しています。↓

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ