皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
就職拒否?関係ないね(正解率30%)
問題
次の給付のうち、支給要件に該当したときに「就職拒否による給付制限期間」中であっても、支給が行われるものは?
A 移転費
B 広域求職活動費
C 常用就職支度手当
D 再就職手当
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こんにちは、金沢博憲(社労士24)です。 この記事では、社会保険労務士(社労士)試験に関する最新情報のほか、社会保険労務士の仕事の内容や年収、試験の受験資格、合格率、合格基準点などをご紹介します。 社会保険労務士試験に関 …
解答・解説
「D 再就職手当」。
・再就職手当→「早ければキホンなんでもいいっすよ」
早さが最優先の給付。給付制限期間が終了するのをまっていたら、再就職が遅くなる。ゆえに制限期間中でも支給。
なお、離職理由の制限期間中は、待期満了後の最初の1ヶ月は職安・事業者等紹介で支給に限定。
・移転費・広域求職活動費→「地元で転職したくて辞めたの?ならいいよ」「えっ紹介拒否するの?仕事探してんじゃないの?」
Uターン転職しやすいように、近年改正で離職理由の制限期間中でも支給されることに。一方、就職拒否系の制限期間中は従来通り不支給。
・常用就職支度手当→「拒否するって就職困難なじゃなくない?」
就職困難者向けの給付。就職を拒否したということは就職困難とはいえない。拒否に一番厳しい。拒否系、離職理由の制限期間中ともに不支給。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
ある科目が苦手である原因の大半は「苦手意識」。
苦手意識がある→あまり手を出さなくなる→接触機会が減って、放置期間が長くなる→より苦手になる、のスパイラル。
苦手意識がある科目こそ、短じ間隔×多数回で接触。
具体的には、毎日×朝起きたら×問題を5問解く、など。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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