皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
今回は駈翔様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
プロフィール
40代男性、営業職
【社労士を目指したきっかけ】
40代になり先を考えた時に自分には自分で言うだけの営業経験しかなく、客観的に自分が「何が出来るのか」を保証するものが欲しかったため。
【得点状況】
R4 独学
選択式27点 基準点割れ3科目
択一式35点 基準点割れ1科目
R5 社労士24+直前対策
選択式30点 基準点割れ1科目
択一式49点
R6 経験者合格コース
選択式31点 基準点割れ1科目
択一式45点 基準点割れ1科目
R7 社労士24+直前対策
選択式31点 労災補正
択一式43点
【利用のコンテンツ】
合格した年
社労士24+直前対策
その前の年
経験者合格コース
その前の年
社労士24+直前対策
【学習計画の立て方】
合格した今年は1年で択一トレ問10周、選択トレ問3周のノルマを作り、年間ノルマを月次に落とし込みました。
択一トレ問で
労基法は、12月から毎月1周、8月のみ2週
社一なら、4月からの5カ月で毎月2周
これで行くと労働科目は長くじっくり、社保科目は後半詰め込む形になります。
【勉強時間の作り方】
通勤片道45分、往復90分は社労士24で耳勉。
昼休憩30分はトレ問。
仕事中の移動はトレ問か、トレ問が厳しければ耳勉で勉強時間を確保していました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
平日2時間から5時間、休日は3時間から4時間
合格した最後の1年は800時間くらいで、
4年間のトータルは約3,000時間です。
【回転数】
合格した年だけで
択一トレ問 10周
選択トレ問 3周
社労士24の講義は何回転したかわかりませんが択一トレ問と同じか、それより多いくらいです。
大原さんを利用した3年間合計で
択一式トレ問 25周
選択式トレ問 7周
【一番苦労したことと解決した方法】
3年目の不合格とその後のモチベーション維持が一番辛かったです。
合格した今年は、受からなかったら金沢先生の通信講座を辞めると区切りを決めて、絶対に基礎をガッチガチにすると決めて臨みました。
1年目独学の際にたまたま見掛けた金沢先生のYouTubeに感銘を受け、2年目すぐに社労士24の申し込みをしました。
講義が楽しく、学力の伸びも感じる中で受けた模試の択一式点数が49点でA判定が出た時は本当に嬉しかったです。
その年の本試験も択一式は49点。択一式から採点したので受かったかと震えましたが労一で基準点を割りました。
「基準点割れは社労士試験名物。一度体験したかった。受かったときの良いエピソードになる。」と割り切って経験者合格コースに切り替えて翌年の試験に臨みましたがまた基準点割れ。
且つ選択労一だけでなく択一健康保険まで基準点を割りました。
総得点はこの2年合格ラインを越えてましたので退くに退けず。もう一度「基礎とは?」を考え直した結果、行き着いた答えは「社労士24のテキスト内容を完璧に覚える」でした。
X上で社労士24は内容が足りないとの意見をたまに見かけますが、社労士24だけをやりきって合格した方もX上に多数いらっしゃいました。
それなら私も社労士24をやりきって合格しよう。もしダメなら教材のせいだと思えるまで社労士24をやると決めました。
具体的には選択式は各科目4点5点、択一式は50点が平常運転で、しくじっても選択式は科目3点、択一式は48点は取れるラインを目標に据えて無心に周回に取り組みました。
結果、社労士24のテキストを完璧に覚えるまでには至りませんでしたが合格することが出来ました。
【選択式の勉強方法】
基本は選択式トレ問の周回です。
選択式トレ問には前後の条文が載っています。
且つ重要語句は太字になっていますので間違えた単語だけでなく前後の条文まで抑えました。
直前対策テキストも厚さに負けずに本試験までに5周やりました。
直前対策テキストのお陰で統計には得意意識を持っていました。
【不合格だった年の原因と今回変えたこと】
やはり基本が大事で、私にとって基本とは社労士24テキスト記載事項が全てでした。
そこをおろそかにして勉強範囲を広げた結果、基礎がぐらつき点数を落としました。
3年大原さんにはお世話になりまして、
1年目社労士24
2年目経験者合格コース
3年目社労士24で合格しましたが、2年目の経験者合格コースで少し成績を落としました。
移動中の隙間時間を有効に使うことが私の勉強スタイルでしたので、私には社労士24が合っていたのだと思います。
また、合格した年は社労士試験公示後すぐに試験申し込みをしました。
席順は恐らく申し込み順で決まっています。
不合格の年は隣の席の受験者が落ち着きの無い方だったり、その前の年は問題ページをうるさくめくる方だったり、試験途中で離席する方だったりで気が散ってしまったりしましたが、合格した年は申し込みが早い方は本気度が高い方が多いのか、周りに先述したような方はおらず集中して試験に臨むことが出来ました。
もう一つ、受かった今年はスーツで本試験を受けました。
一年に一度の勝負の日には勝負着で臨むべきだと思ったからです。
季節的に流石に上着は着ませんでしたが結果合格しました。
今思うと週に5日スーツを着ている私の普段着はスーツであり、今年は普段の力を出せたのかもしれません。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
社労士24講義視聴と択一トレ問ぶん回し。
最低でもひと月に全科目一周。
・5月~7月(直前期)
社労士24講義視聴と択一トレ問ぶん回しに加えて選択トレ問月に一周+直前対策テキスト周回。
耳勉は社労士24に加えて直前対策と法改正とYouTubeの金沢先生読み上げ目的条文。
・8月(最直前期)
社労士24講義視聴、択一トレ問2週、直前対策演習、選択トレ問周回。
本試験2週間前から択一トレ問と選択トレ問で毎回間違うところ、定着しない知識を抜き出したラストノート作成で全体のおさらい。
このラストノートは本試験の試験会場に持ち込み試験会場直前までずっと眺めていました。
【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】
金沢先生のおっしゃる「一科目25分以内」を徹底しました。
25分のペースは模試でもチャレンジしていましたので難しい問題を飛ばしながら、社会保険科目に辿り着くころにはかなりの時間的余裕がありました。
また、最初に選んだ答えは明確な根拠がなければ変えない、も徹底しました。
過去の本試験で後から変えた回答で間違ったを経験していたので。ぐっとガマンでした。
今年の試験は確かに難易度が高かったのですが、試験中は難しいと面食らっているのはみんな一緒だと自分に言い聞かせていました。
結果として労災の補正と平均点の下降による択一合格基準点の低さにより救われた形になりました。
【受験生の方へのメッセージ】
制度として科目合格が無く、毎回イチからのやり直しの過酷な試験です。
選択式の基準点割れ、択一式の210分ぶっ続けと何を試されているのか私も疑問に思っていましたが、恐らくこの試験では根性も試されているのだと思います。
私は4年掛かりましたが4年勉強し続けたことを評価してくれる人が予想外に多く驚いています。
一発合格は確かにかっこいいですし、費用を考えれば短く受かるに越したことは無いのですが、1点足らずで運に恵まれなくても根性があればそのうち合格します。
その努力をみている人はきっといます!
【その他ご感想など】
YouTubeで金沢先生に出会わなければ私は合格まで辿り着けませんでした。
本当にありがとうございました。
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
金沢 博憲 「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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