皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24)です。
2020年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
引き続き合格体験記の募集をいたしております。
アンケート概要やフォームはこちら。
趣味の登山中も”耳勉”。
今回は長月唯様から頂いたコメントです。
長月唯様、誠にありがとうございます。
【属性】
30歳代のフルタイム会社員です。
親と同居で、配偶者や介護しなければならない親族はいません。
【利用のコンテンツ】
経験者合格コース 通信 大原合格web
時間の達人社労士試験アカウントの一問一答
【学習計画の立て方】
大原のスケジュール通り。
計画を立てるのが苦手だったのでスクールのカリキュラムはありがたかった。
【勉強時間の作り方】
朝、1時間早く起きて1時間程度の勉強時間を取るようにしていた。
寝過ごしてしまったときでも全く朝の勉強がないという状態にはせず、5分でもいいので机に座って問題を解いた。
頭の動かさなくて良い単純作業の際はいつも講義を耳で聞いていた。
例えば、入浴中や、車の運転中も講義を流して勉強した。
趣味の登山の間もスマホから講義を流して聞いていた。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
直前期までは平日3時間 休日の内1日は完全なリフレッシュとし、もう1日は半日程度勉強していた。
直前期は、平日3時間という状態は変えず、休日に関しては1日中勉強していた。
今年の受験勉強のトータルでは週平均22時間として1,000時間程度。
5年間の総トータルは1・2年目の勉強時間が少ない年を勘案すれば4,000時間程度と思われる。
【回転数】
講義について、得意な科目は1回見るだけ。
苦手な科目に関してはスキマ時間に耳で聞くなどして何回転もさせた。
苦手科目については10回転程度聞いたと思う。
特に労基安衛・労一・社一・統計まとめは講義内容を覚えるくらい聴き込んだ。
択一式問題集は全科目まんべんなく、
3回転くらいさせた。
もっと回転させようと思ったが、直前期になり模試の復習や答練の時間が増え、結局できなかった。
選択式問題集は手を付ける時間がなかった。
選択対策はテキストの択一で出題されていない箇所の読み込みに努めた。
【一番苦労したことと解決した方法】
3・4年目の選択式のあと1点という状況に苦しめられた。
模試でも必ず1科目以上は基準点割れをしていた。
また今年もダメかと思う状態が長く続いた。
選択で3点を確保するために、模試は全体の正解率が高いところで自らが間違えてしまった問題を復習することで穴を埋めようと勉強した。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
次の講義の配信を待つくらいのペースで勉強に取り組む。
配信されている講義と違う科目の択一の勉強をする。
また、取り組む科目は毎日別のものにする。
・5月~7月(直前期)
全教科を満遍なく復習。
徐々に勉強時間を増やしていく。
模試の受験で1日・見直しに2日掛かっていた。
大原含め全3スクール・7回の模試を受験した。
模試を解き終わったあとは必ず正答率を見比べて復習した。
模試の結果が出るのが2週間くらい掛かっていたのでその前に自分で「この問題は○○パーセントくらいの正答率だろう」という見込みの正解率を「高・中・低」の三段階で評価し、自分なりに当たりをつけて問題を見ていた。
後日、スクールから模試の結果が返って来た際に、考えていた正解率と実際の正解率を見比べ、乖離のあるものを再度復習した。
正解率が低いと思っていた問題がむしろ高かった場合、特に念入りに見直した。
1日の決まった時間に必ず統計問題に2~3問触れた。
私は車通勤なので会社の駐車場で統計のテキストを開き、解き終わってから出社していた。
統計に関してだけは必ず隙間時間で行うようにし、敢えて1日のうちに多くの問題に取り組まないようにしていた。
・8月(最直前期)
今まで受けた模試の再復習。
ただし、全ての復習するのではなく正解率の高い箇所で自らが間違えたところだけに留めた。
選択対策でテキストの読み込み。
目的条文やテキストの後半部分を優先して読んだ。
統計問題も再度復習した。
【2021年受験生の方へのメッセージ】
選択式で悔しい思いをしている人たちへ
いつか必ずあなたが受かる日が来ます。
それまで挑戦し続けてください。
次はあなた方の番です。
択一の点が伸びない方へ
なかなか点が伸びなくてもいつかフッと壁を越える時が来ます。
社労士試験を受けるすべての方へ
大変な試験に立ち向かうみなさん。
社労士になって叶えたい夢がそれぞれあることと思います。
つらいときは未来の自分を思い描いてみてください。
必ず報われるその日を信じて。
【その他ご感想など】
大原は合格に必要ない余計な知識は一切教えないところが素晴らしいです。
社労士試験を受験していて特に感じたことは、「合格に必要のない知識は正確な知識まで曖昧にしてしまう」ということです。
大原は覚えなければいけない事項がテキストに凝縮されています。
普通、出題可能性がありそうなところは載せてしまいたくなりそうですが、大原のテキスト・問題集は敢えてそういった出題頻度の低いところを削って全くのムダのないテキストに仕上がっていると思いました。
私は合格までに5年間を要しました。
3年目以降はあと1点に2回泣かされました。それでも続けれてこられたのは、経験者合格コースの金沢先生のおかげです。
Twitterであと1点の人がどのような心境で試験を続けていたのかも金沢先生のツイートで知ることができました。
あと1点で泣いている人の多さに私も、合格するまで絶対に続けるんだという意思を強固にしました。
講義は3年間拝聴致しましたが、毎年わかりやすくなっていくので驚きです。
特に今年は板書が改善とても見やすくなり、更に学習効果が上がりました。
これからは社労士として人に感謝される仕事をしていくのが夢です。
その夢を叶えてくれた大原と金沢先生に改めて感謝いたします。
ありがとうございました。
長月唯様。「あと1点」の悔しさを乗り越えての合格、感服いたします。今後の”夢”の成就を応援いたします。
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