皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
高額療養費の事例問題(正解率26%)
問題
・4月中に10日間入院
・入院中の一部負担金が12万円
・標準報酬月額30万円、年齢30歳
・いわゆる多数回該当が適用されている
・継続して健保協会の被保険者
上記の場合の高額療養費の額は?
A 38,570円
B 44,400円
C 75,600円
D 81,430円
ついでに見たい
難しい問題は後回しにする。
・個数問題
・事例問題
・長文問題
・見たことも聞いたこともない論点
皆様、こんにちは。 インプットの時期が終わると、直前対策期に突入します。 受験生の皆様は、これまでの学習の総合成果を測るべく模擬試験に挑戦することになります。 資格の大原 社会保険労務士講座では全国統一公開模試の自宅受験 …
解答・解説
「C 75,600円」。
70歳未満×28万円以上×多数回該当で、算定基準額は44,400円。
結果、高額療養費の額は、一部負担金12万円-算定基準額44,400円=75,600円
「算定基準額」は支給額にあらず、自己負担限度額である。
健保の難所「高額療養費」を攻略する最初のステップ。
・高額療養費算定基準額=被保険者の自己負担限度額
・高額療養費算定基準額を超える額=支給額 であることを頭になじませること。
なぜか「高額療養費算定基準額=支給額」と脳みそが勘違いしていることがある。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
覚えづらい内容をどうするか。
①今覚えても忘れるから最後に覚える
②今から覚えて忘れてを繰り返す
②が正解。
①では器が小さいまま。詰め込める量は限られる。
②により頭の中の器(枠組み)が大きくなる
最後の1か月の詰め放題タイムで詰め込める容量が増える。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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