皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
時間外・休日労働をさせることができる場合(正解率50%)
問題
「【?】事由によって、臨時の必要がある場合においては、使用者は、行政官庁の許可を受けて、その必要の限度において法定の労働時間を超えて、又は休日に労働させることができる。」
A 業務量の大幅な増加等の
B 公務のための
C 災害その他避けることのできない
D 使用者の責に帰すべき
ついでに見たい
令和3年選択労災Dが「55歳」ではなく「60歳」である決定的な理由【動画】
2021年10月29日の合格発表で社労士試験の正答が公表され、おおむね各スクールの予想通りの正答となりました。ただし、「60歳」か「55歳」で解答が割れていた選択労災のDは「⑥60」歳が正解となりました。「55」歳が正解にならない決定的な理由を解説します。それは、夫の受給資格の優劣が、①60歳以上②障害状態③55...
解答・解説
「C 災害その他避けることのできない」。
時間外労働・休日労働が認められる場面は次のとおり。
①災害その他避けることができない事由により、臨時の必要がある場合(行政官庁の許可が必要)
②公務のために臨時の必要がある場合
③時間外・休日労働協定を締結し、届出をすること(業務量の大幅増加に伴い臨時的に特別条項の適用が可能)
いずれの場合でも割増賃金の支払いが必要である。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
苦手科目が苦手な原因の大半は「苦手意識」。
苦手意識がある→あまり手を出さなくなる→接触機会が減って、放置期間が長くなる→より苦手になる、のスパイラル。
苦手意識がある科目こそ、短じ間隔×多数回で接触。
端的には、毎日×朝起きたら×問題を5問解く、など。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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