皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2021年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。→こちら
『適度に休憩をして気持ちが本試験まで続くように工夫』
今回はリヤミズTV様から頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
【属性】
性別:男性
職業:会社員
経過:2020年 社労士24のみで初挑戦→択一33点で不合格。試験のあまりの難しさに打ちのめされ、あきらめかけたが、Youtubeで発信されている金沢先生の講義をフルに受けることができる経験者合格コースのことを知り、ちょうど流行っていた鬼滅の刃で自分にも諦めない気持ちが奮起され、社労士24+経験者合格コースを2020年11月から開始。→2021年合格!
【利用のコンテンツ】
- 社労士24、経験者合格コース、通信+百マス計算ドリル(笑)
【学習計画の立て方】
これは金沢先生が講義の中で仰っていた学習計画を2020年11月~2021年8月まで自分の生活リズムに合わせて作成。
月単位、週単位、日単位と可能な限りの勉強時間を定め、急な用事が入るなどで勉強時間が確保できなくなったときは、必ず挽回できるように定量的に時間を管理して進めました。
とにかく金沢先生から教えてもらった学習の進め方を愚直に進めることを心に決めて、ド真面目に取り組みました。
【勉強時間の作り方】
<平日>
毎朝5時に起床、7時まで2時間確保。仕事の合間、休憩時間で2時間。
仕事が終わったら用事を済ませて就寝まで少なくても1時間以上は確保。
<土日>
休日はどちらか1日を確保するようにしました!残りの1日は大切な家族と時間を過ごしてリフレッシュしました。
平日の生活リズムを崩さないように休日も朝5時に起きて勉強するようにしました。
平均して休日(祝日)は12~15時間/日の勉強時間を確保できたかと感じています。
ただ、疲れているときは無理しないことを心掛け、適度に休憩をして気持ちが本試験まで続くように工夫をしました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
- 平日は3~5時間/日×5日=15~25時間/週
- 休日は10~12時間/日
- 年間では1200時間~1300時間くらいだと思います。
【回転数】
- 社労士24の講義:とにかく歩く、電車に乗るなどの移動時間は全て聞いていましたので20回転以上したかも(笑)
- 択一式トレ問:8~9回転くらい
- 選択式トレ問:3回転
- 択一式直前対策演習:4回転
- 選択式直前対策演習:4回転
- 模擬試験:3回転
- 直前総合演習:3回転
【一番苦労したことと解決した方法】
労基~労災法くらいまでは講義内容やトレ問で知識の定着を感じながら進めていましたが、雇用保険法に入ったくらいからチラホラ「あれ、何だったっけ」というものがどんどん出てきて焦りが出てきました。
その度に教えていただいたテキストへの書き込みを科目横断的に意識するようにしました。
年金、労一、社一は楽しく学べたと思います。
新しい知識を増やすと同時に、既に習ったことを忘れてしまうことを繰り返すので、くじけそうになったことが数えきれないくらいありました。
その中でも金沢先生の講義を受けていると適度に笑わせてもらえて、気持ちが明るくなり頑張ることができました。
覚える→忘れる→凹む→テキストを見て思い出す→覚える→忘れる・・・をどれほど繰り返したでしょうか(笑
ある段階から、思い出す段階でも「あ、これは厚生年金のテキストの何ページに書いていたな」と、ページ数まで思い出せるようになっていました。
そうなって初めて成長を感じることができるようになりました。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
■毎朝5~7時の日課
百マス計算(ドリル1ページ)、目的条文5~6読み上げ、判例5~6読み上げ、年金は国年、厚年を毎日入れ替わりで
トレ問を10~20題解く。
毎日、国年と厚年を確実に交互にするため、カレンダーに書き込んでいました。
百マス計算は、朝5時から頭をフル回転に持っていくためと、社会人になってから計算機に頼っていた期間が長いので、暗算のスキルを磨くために自分なりに工夫して始めたものです。
■その他
金沢から教えていただいたように、解いたトレ問は〇、△、×をつけて、直前期の復習を効率的に進められるように勉強を始めた11月から徹底しました。
また、△と×の設問はテキストのほうにメモをして、自分がわかるように横断型の勉強を心掛けていました。
また、ミニテストなども必ず復習するようにしました。
・6月~7月(直前期)
この頃になると全国統一模試を意識するようになり、社会保険科目の勉強を進めながら労働科目の復習を進めました。
ただ、この時期になると当然ですが復習する範囲もどんどん広くなるので、忘れたらどうしようと気持ちが少し不安定だったことを思い出します。
少しでも不安感を解消するために、とにかく愚直に忘れたら思い出すことを繰り返していました。
また、自分なりに成長を感じると今度は全国統一模試の日付が近づくにつれて緊張していました。通用するだろうかと・・・
振り返ると、この緊張を感じることが仮想本試験として意味があったのかと思います。
模試の難易度は高かったですが、問題の選球眼を磨く上でも模試は受けて良かったです。
模試は2回ともA判定でしたが、本番で合格することが目的なので逆に気持ちが引き締まったような気がします。
また、この時期から毎日年金、毎日判例、毎日目的条文に加えて毎日統計をこなしました。
・8月(最直前期)
7月末でトレ問は全て卒業したので、ここからは模試の復習と直前対策パックをこなすことに集中しました。
ただ直前対策パックの量が予想以上に多かったので、やりがいがあったのを思い出します。
労働経済、白書は毎日目を通すようにしました。
また、経験者合格コースの金沢先生の講義の終わりが見えてきたので、1回1回を大事に受けていたことを覚えています。
特に、講義の最終回の金沢先生からのメッセージには心から感動しました(泣きそうになりました)。
自分として2回目の挑戦である今回を最後にすると本気で決めた2020年11月からずっと一緒にいてくれた金沢先生に改めて感謝の気持ちしかありません。
本試験1週間前にLIVE配信をして励ましてくれたこと、試験当日の朝(7:35くらい?)に動画配信で暖かく送り出してくれたことはずっと覚えています。
本試験には自作のノートを1冊だけ持参しました。
教材をいっぱい持っていきたい気持ちがあったのですが、試験会場では意外と見る時間はないことを2020年の挑戦時に知りましたので、敢えてカバンを軽くして会場に向かいました。
午前の試験が終わっても答え合わせは我慢することをお勧めします。
午前は午前、午後は午後と切り替えることが大事だと思います。
試験中は脳のスタミナ勝負になるので、それを意識した勉強を日ごろから進めることがお勧めです。
【2022年受験生の方へのメッセージ】
「基本が大事」「知識のドーナツ化現象に気を付ける」
金沢先生がいつもお話しされているこの言葉に尽きると思います。
私は社労士24と経験者合格コースの教材のみ使いましたが、教材はこれで十分だと思います。
自分で回転数を高める教材を決めたらとことんやり尽くす、テキストに書き込む、復習する、というプロセスを愚直に進めれば大丈夫です。
本試験がいかに難しくても、基本が大事であることは変わりませんし、テキストを覚えこんでも見たことがない問題はほかの受験者も絶対に見たことがないはずと試験中も考えることができます!
「2つまで絞って答えに迷ったら、みんなが選びそうなものを選ぶ」ことの大切さも本当に大事です!
救済措置が働く可能性が高くなります。
試験中は、自分にとって難しいものはほかの受験生も全員難しいと思っているはず!と割り切ることが大切!
最後まで自分を信じて頑張ってください!!
【その他ご感想など】
社会人になって通信教育は社労士24が初めてでした。
勉強したての頃は市販の教材を買って独学だったので、用語の意味すら理解に時間がかかっていましたが、社労士24のあまりの密度の濃さと分かりやすさに感動しました。
経験者合格コースは映像講義なので、社労士24以上に感動したことも忘れられません。
今までの独学は何だったのかと感じる程でした。
金沢先生の講義のわかりやすさ、面白さ、受験生への寄り添い度の全てに支えられて2021年合格を無事に成し遂げることができました。
特に直前期の講義では、横断型の講義が中心になり、国年ではこうだけども厚年ではこうでしたよね、という内容が多く、混同しやすい箇所が急速に整理されて頭に入りました。
この社労士合格の経験を通じ、おかげで自分に自信を持つことができました。
これからは家族のため、世の中のため、自分のために社労士として精進していきたいと思います!
本当にありがとうございました。
その他の合格体験記
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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