皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2024年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
今回は”シャロ勉おばちゃん”様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
#社労士24 #社労士合格体験記
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
プロフィール
女性、公的機関勤務
(家族構成:夫、子(合格時幼稚園児))
【社労士を目指したきっかけ】
社労士試験を受けようと思った初めのきっかけは、父が退職後に取り寄せた他社の教材を譲ってもらったことがきっかけでした。
元々退職後も働きたいと思っていたことと、ちょっとやってみるか、試験という以上勉強すれば合格るっしょ、という気軽な気持ちで勉強を始めました。
勉強をはじめると職場の身近な問題を解いている気がして、段々資格を取って、業務に活かしたいと思うようになりました。
【得点状況】
R6 選択29 択一44(自己採点による)
R5 選択28 択一44
R4 選択27 択一41
R3 選択24 択一36
R2 記録なし
R元 職場復帰、育児のため受験せず
H30 出産のため受験せず。切迫流産、切迫早産で入院中にもテキストを持ち込む気合はみせたものの、出産後は子育てとの両立に苦しみ断念。合格者の中には育休中に合格された方もいますが、なかなかできないことだと思います。
H29 ほぼ記念受験。社一の授業動画を試験会場に向かう電車で初めて受講する。常識問題だし、一度動画を見たら点が取れると本気で思っていました(怖いもの知らず)。
【利用のコンテンツ】
(予備校関係)
令和6年度 経験者合格コース+直前対策でしたが、一巡後は割り切って法改正に気を付けつつ、前年度の社労士24の利用に切り替え
令和4年度~令和5年度 社労士24+直前対策
令和3年度以前 F社
(X関係)
金沢先生や他社のX問題。解けなかった問題や気になる問題・まとめ図はコピペしてWordに張り付け。印刷して持ち歩き、試験当日も持参しました。また「泣いたかとまん」さんのスペース。合格されたにもかかわらず、受験生のために毎週日曜午前5時に早期から統計問題、労一社一の問題を発信してくださっていました。
(その他)
トレ問アプリ、メルマガ
【学習計画の立て方】
この週は労働科目をメイン科目、次の週は社保科目をメイン科目、と労働科目と社保科目をメリハリ付けて回せるようにし、土日は予備日としました。
特にここ2年は5肢になると取れない、ということを実感していたので週末は5肢択一問題を取り入れるようにしました。
これには経験者合格コースのサブノートが役に立ちました。
ちなみに学習計画はコクヨ「Campus Diary」に書き込んでいきました。ノート欄もあってそこにいつも間違える論点を付箋で貼り、毎日確認できるようにしていました。
【勉強時間の作り方】
早朝を確保
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
平日 1時間~1時間半
※朝4時頃~5時半。早朝からXで無言自習室を開いてくれていた先頭集団がいましたので、背中を必死に追いかけました。
休日 2時間~3時間(夏季休暇に5~6時間)
【回転数】
経験者合格コース・・講義は1回のみ
択一問題集・・・労働科目3回転くらい、社保科目欄はチェック欄を埋めるくらい回転
選択式問題集・・・過去問のみ。
なお択一式問題集のうち労働安全衛生法、徴収法はトレ問アプリを利用し、交替で毎日20問以上。間違えた問題はスクショしてデスクについた後~始業まででテキストを確認というながれで、机に向かって解いていません。
【一番苦労したことと解決した方法】
●現実的に時間がない:フルタイム勤務、年数を重ねるうちに部下もでき、有休も思うように取れない。家族も小さかったり多忙で、休日含め日中はまとまった勉強時間を確保でませんでした。
そのため早朝を勉強時間として確保しました。(朝のうちに夕飯も作り、帰宅後は子供と9時半には寝るようにしました。)また今シーズンは貴重な一人時間を利用するため、ランチも軽く済ませ、勉強時間を30分は確保しました。土日は図書館で子供のための読み聞かせ会が30分開催されるのでそれに送り込み(笑)、その間自習室で勉強をしました。とにかく勉強時間を確保するため、隙間を埋めることにしました。
●記憶力の低下:これは年齢のせいでしょうか!?テキストをただ読むだけではなく、テーマごとの社労士24や金沢先生がXで解説してくださるのまとめ図を思い浮かべ、白紙に書くという思い出しトレーニングを取り入れました。これで特に労基法の「労働時間の弾力化」や国年、厚年を整理することができました。
●SNS:勉強開始当時はインスタやXに勉強記録を載せていました。ただ途中から見映えを気にしてマグカップやペンの位置を変えて写真を再度撮ったり、手元に記録はあるのに投稿してみたりと無駄な時間を使っていたと思います。他の受験生からは焦りをもらうだけでしたし、結局SNSは自己満足だと思って、SNSとは距離を置きました。これは積み重なって勉強時間の確保となり良かったと思っています。
【選択式の勉強方法】
・金沢先生や他社予備校の先生方のX
・択一式の問題を選択式としてしっかり頭に刻むように解く
・過去受験した模試の選択式を改めて解く
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
基本的には大原のスケジュールに沿いました。「毎日年金」の大切さを実感し、令和5年度試験シーズンからは「毎日年金」、今シーズンは「毎日年金+健保」とし、配信スケジュールが労働科目のときも前年度のトレ問を解いていました。結果的に本番では年金科目に助けられ、健康保険法もなんとか合格ラインを確保できました。
白書・統計については経験者合格コースで早くから出題されていたのでそちらで対応したり、またかとまんさんのスペースで対応。(ふとしたかとまんさんの発言を記憶しており、択一で「難問」と判断された問題で1点肢確保しました。)
・5月~7月(直前期)
テキスト読み→トレ問を継続。毎日年金+健保。
模試についてはこのために1日確保することができなかったので昼休みに20分の時間設定をして科目毎に分散して解いていました。結果も判定より内容を重視しました。
判例も毎日1判例を読みました。(分厚い冊子をそこだけ切り取って持ち歩いていました。)
・8月(最直前期)
年金科目を除いてトレ問は封印。
模試、確認テスト等、送られてきた5肢択一問題を繰り返し。正解できた問題もテキスト(社労士24)を確認し、周辺知識を取りこぼさないようにしました。これで全範囲を網羅できたと思います。ただ選択式直前対策は判例問題、一般常識を除き解いていません。
【受験生の方へのメッセージ】
自己採点後の喪失感、合格発表後のXの盛り上がり、もう来年の夏なんて想像できない、また起きるのに辛い冬がやってくる。こんな感情を何年も繰り返しましたが、「でも私は国家資格を取って強みをつくるんだ。」と自分を奮い立たせ、金沢先生を信じて勉強を続けてきました。皆さんも必ず合格できると思っています。応援しています。
【その他ご感想など】
他社や経験者合格コースを受講しましたが、社労士24は時間のない方に最適な教材としてお勧めします!!
10月2日、来年に向けた区切りにしようと確認した合格発表に、自分の番号を見つけたときの驚きは忘れることができません。合格後は嬉しさより安堵でいっぱいです。救済等ありギリギリの点でしたが、1点をもぎ取るために勉強を続けてよかったと思っています。
試験勉強は終わりましたがこれからも学びを続けてい行きます。
伴走いただいた金沢先生、そしてXで応援していただいた、かとまんさん他シャロ勉仲間に感謝申し上げます。
その他の合格体験記
その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。
『資格の大原』ブログ 社労士の「社労士合格体験記」の記事一覧です。「社労士」といえば『資格の大原』。社労士試験の合格率、難易度、勉強方法、勉強時間、独学について、「時間の達人シリーズ社労士24」の評判などをご紹介します。資格の大原 社会保険労務士講座 専任講師 金沢博憲が担当しています。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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