2025年社労士試験合格体験記(31)「択一を10点以上UPするためにやったこと」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はとりぷるひつじ様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

会社員(フルタイム勤務、25年4月に第二子の育休から復職)
30代半ば

【社労士を目指したきっかけ】

一般企業で人事労務業務に携わっており、社労士試験の勉強を通じて労働・社会保険関連法令を網羅的に学ぶことで自分自身の今後のキャリアに役に立つのではと考え受験を決めました。

【得点状況】

令和6年度  選択式 30点(労基・安衛 2点)
       択一式 36点(割れなし)
令和7年度  選択式 32点(5/3/5/3/3/4/4/5)
       択一式 46点(6/9/4/5/6/8/8)

【利用のコンテンツ】

令和6年度 
 フォーサイト

令和7年度 
 社労士24+直前対策パッケージ(→メイン教材)

 フォーサイト 基本テキスト(→サブ教材)
 秒トレ(→選択対策)
 かとまんさんの毎週日曜日朝5時~のXスペース(→労一社一対策として推奨します!)
 社労士24メルマガ、Xで各予備校講師が投稿する問題
 伊藤智子先生のYoutubeチャンネル「心が軽くなる勉強法」

【学習計画の立て方】

・社労士24Youtubeチャンネルに投稿されている「社労士試験に合格するためのシンプルな学習スケジュール」と、社労士24の配信スケジュールをベースに学習計画を立てました。

・後述しますが、社会保険科目に苦手意識があったことから、毎日の勉強では「メイン科目+毎日社保」を意識して進めていました。

・Study plus(=勉強時間管理アプリ)を使い、1週間の目標勉強時間を設定、そこから逆算して1日当たりの目安となる勉強時間を設定し、日々記録を付けていました。(どの科目を何時間勉強したのかを細かく記録し、振り返ることでこれだけ積み上げてきたんだから絶対に合格できると常に自分に言い聞かせていました)

【勉強時間の作り方】

・育休中は子供の食事・睡眠時間、上の子の保育園の送迎スケジュール等に合わせてある程度まとまった時間を確保し、一日当たり6時間程度。

・復職後(2025年4月以降)は、朝5時起床~1時間、職場の昼休憩で1時間、帰宅後子供の就寝後に2時間加えて、通勤や家事、子供の習い事の待ち時間等、いつでもどこでも隙間時間ができれば勉強できるように、テキストか問題集を常に持ち歩いていました。

【トータルの勉強時間】

令和7年度試験にむけて、約1400時間(机に向かわない勉強時間もすべて含む)

【回転数】

講義動画   各科目少なくとも20回以上視聴していると思います
択一トレ問  冊子は各科目6周以上、アプリは数えきれないほど解きました
選択トレ問  安衛法、労一、社一のみ5周程度
       ※その他の科目は過去問の出題傾向をつかむために読む、条文表現の確認のために利用したのみ

【一番苦労したことと解決した方法】

「択一の総得点を10点以上UPすること、そのためには徴収法・年金科目を得意科目とすること」が合格するために乗り越えるべき課題と認識していたため、メイン科目の学習を進める傍ら、徴収法・社保科目の中でも、特に苦手意識のある項目や記憶が薄い部分を目次からピックアップし、

学習初期から白紙トレーニングを続け、知識の穴を丁寧に埋める作業に徹していました。
(白紙トレーニング=テキストを頭の中でめくるイメージを持ちながら手元の白紙に書き起こし、終わったら赤字で誤りを修正・足りない点を加筆)

上記に加えて、トレ問アプリを使い社保科目だけのシャッフル問題を起きてすぐ・通勤中に毎日解く、社労士24の講義動画を耳で聞きながらシャドーイングするなど、とにかく毎日接触し続けました。

【選択式の勉強方法】

・択一式の総合得点を合格レベルまで引き上げることが最優先事項でしたので、安衛法、労一、社一以外の科目については選択式問題集をほとんど使わず、択一式問題集を解き、その正誤に関わらず必ずテキストに立ち返る、前後の内容も読む、科目横断して類似論点をチェックするようにしていました。

また、トレ問の中でも解説がついていない問題は、余白部分にテキスト掲載論点を書き出して、オリジナルの解説を作っていました。

・直前期は、出題傾向をつかむため過去問約5年分を解き、直前対策の選択式問題集、模試を繰り返し音読していました。

・労一・社一対策は、学習初期からかとまんさんのニチアサスペースに参加、単純接触効果で気づけば苦手意識がなくなっていました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
 労基法から始めて、次の科目の配信開始日までに3巡することを目標にしていました。

1巡目:講義を単元ごとに聞き、択一トレ問を解く。全問テキストに戻り確認
2巡目:択一トレ問をはじめから解いていき、全問テキストに戻り確認

2周目が終了したら、次の科目の昨年度版講義の視聴をスタート、確認テスト・中間テスト前には総復習期間を設けてもう1巡し、テスト受験⇒復習、ここまで終わったら次の科目の配信スタート・・・というのが基本の流れでした。
(前述のとおり、メイン科目を進める傍らサブ科目も触れ続けています)

・5月~7月(直前期)

5月に全科目1巡(択一トレ問とテキストの往復)

6月に全科目1巡(択一トレ問とテキストの往復)、

7月模試まで1巡(択一トレ問とテキストの往復)、全国統一模試2回受験(1回目は会場受験、2回目は自宅受験)

・8月(最直前期)

全科目全範囲のテキスト読み、苦手箇所の白紙トレーニング
350肢チャレンジ+間違った問題の周辺論点を中心に復習
21時には寝る(本番の集中力維持にとても効果的でした)

・試験本番(択一式の解き進め方)

令和6年度試験と、令和7年度試験に向けて模試を2回受験しての実感として、択一式の解き初めはどうしても目が滑り、本来解けるはずの問題が解けなかったり、うまくペースがつかめないことがわかっていたため、解き直しの時間を多めに確保する作戦としました。

具体的には、各科目20分厳守で瞬殺できる問題と肢別で確実に正誤判断がつけられるものだけをひたすら解き進め、 少しでも迷ったら問題文の横とマークシートにしるしをつける(=ここまでで140分)、残りの70分で飛ばした問題を解きなおし⇒瞬殺した問題の見直し⇒マークシートへの転記ミスがないか最終チェックという進め方です。 (1周解き終わった後にお手洗い休憩をはさんでもまだ1時間強時間がある!と思うとかなり冷静になれました。)

【受験生の方へのメッセージ】

自分が信じると決めた人の助言やテキストこそが最強の味方です。

睡眠時間はしっかり確保しつつ、走り抜けてください!

【その他ご感想など】

「社労士24を完璧にすれば択一で50点は取れるようになる」という金沢先生の言葉を信じ、何度も何度も何度も繰り返して、やる気に頼らず習慣化で乗り切りました。

全受験生にお勧めしたいコンテンツです!

今後も知識の維持・メンテナンスに活用させていただきます。

 

その他の合格体験記

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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