2025年社労士試験合格体験記(41)「問題集に載っていないテキスト箇所を熟読する」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はにゃんきち様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

51歳、男性です。
現在は社労士とは関わりのない仕事に従事しています。

【社労士を目指したきっかけ】

40歳で管理職になり、初めて部下を持つこととなりましたが、自分自身が労働基準法を理解していなければ、部下に対して適切な指導ができないのではないかと思い、労働基準法の勉強を始めたのがきっかけです。

しかしながら、ただ本を読むだけでは覚えられないと思い、成果に結びつくものに取り組むべきと考え、社会保険労務士試験の合格を目指しました。

【得点状況】

2016年:お試し受験
2017年:続お試し受験(他校通信)
2018年~2020年:受験休止
2021年:選択1科目割れ(労一0点)択一34点
2022年:選択割れなし       択一43点(割れなし:総合計で1点足りず)
2023年:選択1科目割れ(労一2点)択一47点(割れなし)
2024年:選択1科目割れ(健保2点)択一46点(割れなし)
2025年:選択割れなし       択一44点(割れなし)

【利用のコンテンツ】

2016年は独学、2017年は他校通信、2018~2020年は他校通信をやったりやらなかったりの中途半端な状態、2021年は他校通学、2022年から2年間は大原の合格コース(通学)、2024年から2年間は大原の経験者合格コース(通信)

2023年からはXで金沢先生をはじめとした社労士関連のツイートを毎日ではありませんが都度確認しました。

模試は2022年以降、大原の他に他校のものを2回受けていました。

【学習計画の立て方】

当初は厳しめの計画を立てていましたが、いつも途中で挫折し、社会保険科目に入る頃には学習を放棄するような状態でした。

大原の合格コースに通学した時から、毎回実施されるミニテストや、定期的に実施される確認テストで高得点をとるための勉強をしたことにより、自動的にペースをつかむことができました

通信に移行してからは、新しい動画が配信されるまでに配信済のものを終わらせるペースで進めました。
通信に移行したのは大原のない場所に転勤することになったからです。

【勉強時間の作り方】

40歳から学習を始めましたが、40代はちょうど仕事が忙しく、毎日時間を確保することはできませんでした。

このことから、平日は時間が空けば勉強するというスタンスで、土日をできるだけ勉強にあてましたが、家族と過ごす時間も大事だったので、いかに勉強時間を確保するかが課題でした。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

計測していないので詳細はわかりませんが、大原を受講してからは平日で1~2時間、土日で3~4時間程度だと思います。

【回転数】

・経験者合格コースの講義:1回
・択一トレ問:3~4回
・選択トレ問:1~2回
・統計問題:2回
・確認テスト、択一・選択演習、直前対策、模試:2回

【一番苦労したことと解決した方法】

子供が小さかったため、できる限り一緒に過ごしたかったことや、仕事が忙しかったことから、勉強時間の確保に最も苦労しました。

【選択式の勉強方法】

選択式トレ問と選択式演習を1~2回転させました。
また、択一トレ問を含め、問題を解いた都度、必ずテキストを確認して、それをテキストに書き込み、問題集の問題となっていない箇所の読み込みを徹底しました。

また、労基と労一選択で最高裁判例が出るであろうことは予想されていたので、大原の判例集を複数回チェックしました。

本試験では初見の判例が労災と労一で出ましたが、大原の判例集で勉強したことにより、判例で良く使われる文言等が記憶に残っていたことから、正答を導くことができました。

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

選択1点に2年連続で泣いてきたので、今年は選択の勉強を重要視しようと思い、問題を解いた都度、テキストに書き込むことで、問題集に載っていないテキスト箇所を明確にし、その部分を熟読するスタイルに変更したことが幸いしたと思います。

【勉強内容】

今年は大原の教材1本のみで学習しました。

時間がない中、下手に手を広げると逆効果だと思い、大原のテキスト、問題集のみに絞り復習回数を増やしたことが良かったと思います。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

金沢先生もよくおっしゃっていますが、最初の直感で選んだ肢は根拠がない限り変えないことを意識しました。
しかし唯一、厚生年金保険の問題Bについて、最初は普通に考えて「11日」にしたのですが、なぜか急に「13日」が頭をよぎったことで混乱、動揺してしまい、最終的に「13日」として間違えてしまいました。
他の問題で3点確保できたらよかったものの、過去2年間選択1点で泣いてきたことによる影響もあったと思うのですが、本試験のプレッシャーの恐ろしさをまざまざと思い知らされました。

【受験生の方へのメッセージ】

基本的には大原の講義と教材のみで十分(金沢先生のⅩも要確認)なので、大原を信じれば大丈夫です。
私は大原の回し者ではありません(笑)が、特に経験者合格コースは最高の教材でした。

【その他ご感想など】

私は思い立った時からこの資格を取るまでに10年かかりました。
その間、家族には大いに迷惑をかけてきましたが、文句も言わず付き合ってくれた妻と子供には感謝しています。

また、他校に通学していた際に大原を進めてくれた方、通学時代にお世話になった大原のお二人の講師の方、そして金沢先生、Ⅹで励ましてくれた多くの方にお礼申し上げます。

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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