皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
介護補償給付の最低保障額(正解率42%)
問題
介護補償給付の最低保障額については、【?】を参考に、見直しをしている。
A 介護職員の平均基本給
B 最低賃金の全国加重平均
C 女子パート労働者の平均賃金
D 全国消費者物価指数
2026年試験に対応した目的条文(社会保険編)と周辺条文の読み上げ動画です。
2026年試験に対応した目的条文(社会保険編)と周辺条文の読み上げ動画です。1条だけでなく、2~5条辺りの周辺条文(基本理念や責務など)も読み上げています。2025年の社一選択のような問題に対応するためです。社会保険労務士法の改正が反映されています。(担当:金沢博憲)#社労士24ブログ版https://shar...
解答・解説
「B 最低賃金の全国加重平均」。
介護(補償)等給付の額の参考額。
・最高限度額:特別養護老人ホームの介護職員の平均基本給
・最低保障額:最低賃金の全国加重平均
平成31年に見直しが行われる前は、最高限度額については介護費用の実費補填という観点から、臨時職員を採用する際の政府統一単価を参考に算定し、最低保障額については被災労働者が介護を要する状態にならなければ親族等が獲得できたであろう賃金の保障という観点から、女子パート労働者の平均賃金を参考に算定していた。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
【選択式攻略法の基本】
・択一の勉強で8割カバーできる
・択一が固まったら本腰入れる
・残り2割は、目的条文、択一未出題、統計、判例、白書
・選択対策を重視すべき科目は、「安衛、労一、社一」
・数字めっちゃでる(4割は数字)
・過去問で傾向分析(過去5年分読むだけでOK)
・毎日ちょっとずつ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
金沢 博憲 「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。


