皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
今回はKKママ様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
プロフィール
40代後半女性 主婦・時短勤務
夫、子供2人(高学年)
子供達は学習を開始した時は低学年でしたが、いつのまにか高学年になっていました。
【社労士を目指したきっかけ】
障害年金に興味を持ったのがきっかけです。
当初、子供達が小学校に入学したら医療福祉系の資格を取得する為専門学校への通学しようと思っていたのですが家庭の事情により断念。
色々調べるうちに20歳になったらもらえる障害年金というものを知り、その専門家が社労士ということでこの資格であれば通信教育で学べると思い目指しました。
【得点状況】
令和4年 たぶん選択式28点 択一32点 (健保3点)(成績通知書を紛失したので詳細不明)
令和5年 選択式26点(労基安衛2、厚年1) 択一44点
令和6年 選択式31点(労一1) 択一56点
令和7年 選択式32点(労一2) 択一式47点(雇用3)
4回受験しましたが、結局最後まで割れていました。
【利用のコンテンツ】
1年目 他社通信
2年目 大原経験者合格コース
3年目 大原経験者合格コース、社労士24
4年目 大原経験者合格資料通信、他社通信
すべて通信でした。
【学習計画の立て方】
経験者合格コースの教室講座に沿ってなるべく遅れないようにやっていました。
【勉強時間の作り方】
夕食を作り終えて子供達が食べている間。
夜、家族が寝静まった後。
この時間帯が誰にも邪魔されずに一番集中できました。
あまりよくないですが、睡眠時間を削るしかありませんでした。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
勉強時間はあまり気にしなかったですが、たぶん1日3時間~4時間ぐらいはやっていたと思います。
休日はその1.5倍ぐらい。
トータルで1000時間は優に超えていたと思います。
もし受験に必要な勉強時間が1000時間であるなら、自分はそれ以上やらないと合格出来ないと思ってやっていました。
【回転数】
2年目、3年目は択一7回ぐらい、選択式4回ぐらい。
4年目は択一5回ぐらい、選択式5回ぐらい
特に4年目は選択式に重点を置きました。
教材で主に使用していたのは大原のトレーニング問題集、サブノート、確認テストです。
本試験がそもそも紙なので、紙中心の学習にしていました。
【一番苦労したことと解決した方法】
なんといっても直前期が子供達の夏休みに丸かぶりすることです!
それなりに苦手科目もあって苦労したのですが、そのことがかすんでしまうぐらいこの時期の家庭とのやりくりが一番苦労し、一番印象に残っています。
子供達をどこかへ連れていってもらうなど、夫をフル活用してなんとか乗り切りました。
夫には本当に助けられました。感謝しています。
【選択式の勉強方法】
とにかくテキスト。
そして条文中心の学習を心掛けました。
選択式の問題集でも条文のところは他より力を入れ、大原のテキストの枠で囲ってある部分は絶対に落とさないように何度も読みました。
【不合格だった年の原因と今回変えたこと】
苦手な問題ばかりに注力し、基礎中の基礎である条文をおろそかにしてしまったことが敗因です。
令和5年、令和6年共に選択式の条文問題を落としました。
特に令和6年は合否を分けてしまったので、条文がいかに大事かということを身をもって経験しました。
最後の年は択一の比重を落として、その分選択式を厚めにテキストの条文を中心にやりました。
模試で択一は安定していたので8月は選択式中心の学習をしていました。
高得点とかもうそんなのはどうでもよくて、とにかくギリギリで割らないように。
それしか思っていませんでした。
でもこの試験はそれが一番難しいことなんですよね。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
問題を先に解く→わからない箇所を中心にテキストで確認→講義視聴
科目ごとに確認テストをやる→間違えた箇所を中心にテキストで確認。
・5月~7月(直前期)
直対講座の問題演習→合間に模試
それぞれ間違えた箇所を中心にテキストで確認。ひたすらその繰り返し。
・8月(最直前期)
問題集は封印して、これまでやった模試や直対の問題演習を間違えた箇所を中心にやる。
問題集、確認テスト、問題演習で間違えた箇所はすべて「正」の字でテキストに付けてきた。
だから苦手な箇所はテキストを開けば一目瞭然。それを中心にテキストをチェックする→それが選択式対策になる
全体を通して、テスト関係はとにかく全力で取り組みました。
懸命に解いて間違えた箇所は脳に深く印象に残るからです。
でもあまりに多いと印象に残らないので確認テストは8割以上のラインに乗せるように努力しました。
とにかく間違えて、間違えて、間違えて、間違えることを恐れない。
それが血となり肉となることを私は知っていたからです。
【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】
試験開始と同時に1科目25分ずつ時間を書き込んで健保からやってました。
でも25分過ぎたら次の科目へいくことはしなかったです。
健保→年金→労基・・とやっていき、労災あたりで時間差が縮まるからです。
ところが今年令和7年度の試験ではその差がぜんせん縮まらず、かなり焦りました。
4回の試験とも択一は健保からやりました。
これはスタミナがあるうちに出来るだけ社保で点を稼ぎたかったからです。
トイレ休憩は一度も取らなかったです。
本当は取りたかったのですがルールがあって面倒くさそうだし、そもそもそんな時間の余裕がなかったです。
だからトイレに行きたくならないように水分は最低限摂るぐらいにしていました。
まだ残暑が厳しい季節ですが会場が冷えるので羽織るものはもちろんのこと、足元はコンバースのハイカットスニーカーに分厚い靴下でがっちりガードして挑みました。
令和4年の初受験は雨で気温もそんなに高くなく、雨で濡れた服が会場のエアコンで冷たくなってしまい、試験中最強に寒かったです。
雨の日はそういうことも考えたほうがいいかもしれません。
【受験生の方へのメッセージ】
勉強時間も大切ですが、ご家族や周りにいる人との時間も大切にしてほしいと思います。
普段から少しずつ学習を積み重ねていれば、家族と旅行へ行ったり、友人と飲みに行ったからといって別に不合格になるわけではないのです。
確かに勉強時間はその分減るかもしれませんが、勉強の遅れは後からいくらでも取り戻せます。
受験生であっても、大事な人、支えてくれる人との時間、一瞬、一瞬を大切に。
大事な人、支えてくれる人は合格した時にきっと心から喜んでくれると思います。
【その他ご感想など】
私は予備校、先生、教材を信じていました。
問題の傾向や分析などはプロに委ね、受験生の私はひたすらそれを信じて頑張るだけ。
「合格コース」と謳っているのでそれに沿ってやればいつか合格できるだろうというシンプルな考えでした。
SNSでは社労士24の金沢先生のツイ問やフォロワーの皆様には随分支えられました。
ずっと通信でひとりでやっていましたが、実はひとりじゃなかったことを実感しています。
本当に皆様に感謝です。ありがとうございました。
その他の合格体験記
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過去にお寄せ頂いた合格体験記です。 2024年対策
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
金沢 博憲 「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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