社労士(2021)合格体験記(19)『苦手個所の見える化』が超有効だった

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2021年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。→こちら

『苦手個所の見える化』が超有効だった

今回は”わくたん”様から頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

【属性】

  • 女性、社労士事務所パート3年目
  • 6回目のチャレンジで合格

【利用のコンテンツ】

  • 経験者合格コース+直前対策

【学習計画の立て方】

本試験までに択一を5回転を大まかな目標にしました。
邪道かもしれませんが、細かい目標は一切立てず。
できるときに、できる分しかできないので。

【勉強時間の作り方】

とにかく「机に向かって勉強する時間が取れない」。
だから、あらゆる「スキマ時間」を「耳勉時間」に置き換えていきました。

皿洗いなどの家事や歯磨き、移動中の車内など。

テキストと問題集もどこにでも持っていき、わずかでも時間があれば苦手個所を眺めたり一問でも解くようにしました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

トータル630時間程度
1日平均3時間(朝1+夜1+スキマ1時間以上)

【回転数】

択一トレ問平均5回転、 レクチャーは各科目10回以上は視聴。
選択トレ問は社一、労一2回転、あとの科目は時間切れのため「問題と解答を同時に見る」方式でなんとか1回クリア。

【一番苦労したことと解決した方法】

「同じ個所を何回も間違える」。
これには、私の場合「苦手個所の見える化」が超有効でした。

何回も間違える論点をふせんに書き出し、部屋のドア一面に科目ごとに貼りつけていくのですが、苦手科目は目に見えてふせんの数が多いので(笑)、
まずはそこから眺めるようにしました。

目に触れる機会が多くなると、前回間違えた問題も少しずつクリアできるようになっていきました。

苦手個所には、新鮮な空気を何回も送り込むイメージで、「理解するより慣れる」がよかったようです。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

択一トレ問の回転を最重視。
できないところを手厚く、できるところはさらっと時間をかけず、メリハリをつけて。

社労士24のツイッターを通して「論点サジェスト機能」も強化。
たとえば雇用保険の体系図をそらで書き出せるようになったり、「遺族厚生年金の支給要件は?」と聞かれて「5こあるうち短期要件が・・・」と即答できるよう繰り返し訓練。

・6月~7月(直前期)

まだまだ択一発展途上のため、確認テストや模試で色んな問題に網羅的に触れながらも、択一トレ問最重視。
「苦手を作らない」ようにしていました。

・8月(最直前期)

苦手個所のテキスト、問題を見直すのに加えて「浅く全科目に触れる」。

たとえば、今日は厚生年金の日、と決めたらテキスト、択一トレ問、模試なんかを集めて、全体をサーっと読み流していく。
あくまで「全体を把握する」ことがポイントで、立ち止まらずに読み通す。短時間で集中。
これを科目日替わりで。

本番で「基本論点なのに触れる機会が少なくて思い出せなかった」で、取れる問題を取りこぼすことのないように。

【2022年受験生の方へのメッセージ】

「諦めたら、そこで試合終了だよ」

勉強を進める中で、この試験のあまりの難易度の高さに途方に暮れて泣いたこともありましたが、最後はもう「執念」しかないかと・・・。

【その他ご感想など】

金沢先生には笑いと実のある講義を、ツイッターで知り合った勉強仲間の方たちからは熱いエールと朝勉の習慣をもらうことができました。
一人だったら、最後まで走れなかったと思います。
本当に感謝しかなく、心からありがとうございます!

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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