2025年社労士試験合格体験記(8)「社労士24だけでは不十分、とも聞いていたが…→得点大幅アップ」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はくーからお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

女性、30代後半、人材派遣会社で総務・人事系の事務をしています。

【社労士を目指したきっかけ】

2015年、難易度など知らず軽い気持ちで受験して惨敗(合格率最低でしたね)。
二度と受けるか!と勉強から遠ざかり、可もなく不可もない社会人生活を過ごしていました。

2023年頃、人間関係に悩み「こんな仕事辞めてやる!」と決意。
しかし、履歴書に書ける強みが何も無いことに気づき、踏み出すことができず…それがきっかけで再挑戦となりました。
普段から顧問社労士とやり取りが多いので、社労士が身近な存在だったことも理由のひとつだと思います。

【得点状況】

[2015年]

惨敗した事しか覚えてないです…。

[2024年]

選択26(4/4/3/2/4/3/3/3)
択一35(6/4/4/3/2/6/10)

[2025年]

選択32(3/2/5/3/5/5/5/4)
択一47(6/7/5/6/9/8/6)

【利用のコンテンツ】

[2015年] ユーキャンの通信講座

[2024年] TACのみん欲しシリーズ教科書+問題集、ユーキャンの一問一答、YouTubeで社労士24の動画視聴など。独学受験。

[2025年]
社労士24+直前対策
このブログや社労士24のX、YouTubeなど

【学習計画の立て方】

きっちり計画は立てませんでした。
試しにパススルで予定を組んでみましたが、遅れが出ると逆にストレスやプレッシャーを感じたので、途中でやめました。

社労士24の届くタイミングに合わせて、次の科目が来るまでにテキスト読み、動画視聴、問題集(+間違いをもう1周見直し)を最低限終わらせるようにしました。

【勉強時間の作り方】

通勤が車で片道35分なので、社労士24の講義や、YouTubeの目的条文読み上げ(新しいの出ましたね!神!)をひたすら聞き流していました。

数字の暗記は、大きめのふせんに書いて、目につくところに貼っていました。

ドライヤーで髪を乾かしている時、両手は塞がっていても、鏡の横に貼ってある労災の供給調整率が目に入る。

朝起きた時は、壁に貼った介護保険利用者負担割合の区分が目に入る。

…という感じで、何か覚えにくいことは、とりあえずふせんに書いて貼りました。嫌でも目に入ってしまう。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日は通勤時間の流し聞き(35分×2)、帰宅後に2~3時間。

休日は6~8時間。

予定があったり体調に合わせて、もっと少ない日もありました。
もちろん、何もしない日も。

何も出来なかった日は罪悪感に苛まれるので、精神安定上、勉強時間の記録はしませんでした。そのため、トータルは分かりません。

【回転数】

社労士24の講義は、きっちり画面を見た状態では2回転、苦手な科目は3回転(労災や徴収法)。音声のみの聞き流しは数え切れないほど。

問題集は、選択を1~2周、択一は5周ほどやりました。
3~4周までは冊子で解いていましたが、終盤はwebで解いて、間違った問題や分かりにくかった問題にブックマークをつけて、それだけさらに2周しました。

【一番苦労したことと解決した方法】

途中、ものすごくやる気をなくして失速しました。
6月〜7月上旬頃です。何もしない日が多かったのもこの頃です。
焦りばかりで、もう受ける意味あるのかな…と諦めかけました。

勉強に手がつかなくても、通勤の聞き流しは続けました。
本当に、ぼーっと聞き流しているだけ。
また、気分転換にYouTubeで色んな解説動画を見ました。少しでも向き合った、という事を積み重ねて、徐々に調子を取り戻しました。
サクッと見られる短い動画がオススメです。
2年前くらいの動画ですが、社労士24の10点アップシリーズはお気に入りでした。

【選択式の勉強方法】

選択式はあまり力を入れていませんでしたが、常に聞き流しをしていたので、条文はいつの間にかスラスラ言葉が出てくるようになっていました。

直前期には、「労働経済・厚生労働白書まとめ」テキストの太字を中心にしっかり読みました。
特に最高裁判例は読み込み、わかりにくいものはYouTubeで判例の解説動画を探して、理解を深めました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

社労士24の次の科目が届くまでに、テキスト読み込み、講義視聴、問題集を1周、さらに間違えたところはもう1周。
慣れてきたら、合間に問題集をさらに周回し、択一は直前期までに4周目に入るあたりまで進めました。

・5月~7月(直前期)

問題集をとにかく周回。社労士24は時間があれば聞き流し。
それまで冊子で解いていた問題をWebで解いて、苦手な問題に絞りこんでさらに周回しました。

また、YouTubeで様々な受験生向けの解説動画を気分転換に視聴していました。

・8月(最直前期)

テキストを改めて全部読み直しました。
今さらここに時間をかけるのか、という焦りもありましたが、振り返ると1番やって良かったと思います。
社労士24が程よく薄い冊子なので、挫けずに読み切りました。

テキストを読むと、直前期なのに「あれ?こんな内容だったっけ?」という部分がありました。とくに条文です。
数字関係の暗記に必死になっていて、意外と頭から抜けているのが条文。

【受験生の方へのメッセージ】

直前期にモチベを保てず、本当にもう受験を辞退しようかと思っていたような私が合格することができました。

正直、私より頑張っている人がいっぱいいらっしゃると思います。
だから偉そうなことは何ひとつ言えないのですが…。
でも、私みたいな合格者もいるんだ、と、モチベ低下期間を乗り越えていくきっかけになればいいな、と思って体験記をよせました。

Xでめっちゃ勉強してる人は見ないようにしてました。
朝活とか絶対無理。

勉強時間の記録?
勉強できなかった日にトータル時間が増えないのが不安なのでやりませんでした。
ぼーっと聞き流している時間はカウントしていいのか微妙ですし。

勉強計画?
ちょっと遅れるだけで不安になるので無計画です!(計画案を出してくださっている先生方、すみません笑)

形にとらわれず、自分のやりやすい勉強法で良いと思うんです。

来年嬉し泣きするのが楽しみですね。
心から応援しています!

【その他ご感想など】

上記のとおり、大原の先生方が勉強計画案など出してくださっているのに全然違うことを書いているのは少々申し訳なく思っております笑。

昨年、独学で勉強していたときから、大原の動画やXは見ていました。
金沢先生のユーモアを交えた講義が分かりやすくて、次は絶対大原にする!と決めました。

薄いテキストに不安はありましたが、しっかり要点がまとまっていて、私には最適でした。
もし、モチベ低下のときに分厚いテキスト見たら、ぶん投げてました。

結果、昨年から大幅に点数を伸ばす事ができました。
社労士24だけでは不十分、というウワサも聞きましたが、信じて良かったです。
社労士24が無ければ合格は勝ち取れなかったと思います。

本当に本当にありがとうございました!

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