2025年社労士試験合格体験記(43)「双子育児をしながら社労士24で一発合格」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はももからお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

30代女性 人材業界勤務 2歳の双子を育てています。

【社労士を目指したきっかけ】

将来的に父が経営している社労士事務所を継ぐことを考えたからです。

【得点状況】

初受験です。
選択式:29点(5/3/4/2/2/5/4/4) 択一式:46点(7/7/5/7/5/7/8)

【利用のコンテンツ】

社労士24+直前対策講座
イタチャチャハウス 秒トレ シャロスタ 過去問ランド
社労士Vの労働判例100 図解で分かる社労士講座 さむらい社労士さんの目的条文
かとまんさんの労一・社一スペース

【学習計画の立て方】

スケジュール帳内のガントチャートを活用していました。
月初に今月の計画と取り組む内容を書き出し、実施予定の日に→(矢印)を引いて、完了したらマーカーで塗りつぶすことで、進捗が一目で分かるようにしていました。
また、先生がおっしゃっていたように、判例・目的条文・年金科目は毎日取り組むようにスケジュール帳に記載し、触れていました。
スケジュール帳に書き出すことで、「今日は何をしよう?」と迷うことなく、やるべきことが明確になり、漏れなくこなすことができました。

また息抜きもしていました。
自分で目標を設定し(例:いつまでにトレ問を○回転)、達成したら子どもたちとテーマパークへ行く!などのご褒美を用意していました。
このような楽しみがあることで、勉強へのモチベーションを保つことができました。

【勉強時間の作り方】

育児や仕事がある中で、まとまった時間を取るのは難しいため、スキマ時間を最大限に活用しました。

平日は勉強時間を確保するため、繁忙期でも残業は一切せず(時短勤務のため本来は残業すべきではないのですが…)、日中の業務密度を上げることを意識しました。
自分にとって不要だと感じた業務は、思い切って「やらない」と割り切ることで、時間と労力を勉強に回すようにしていました。

休日は、友達との遊びの予定は入れず、学習を優先。

家事も必要最低限のことのみに絞り、さらに家事代行サービスも活用して、勉強時間を捻出していました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日:早朝2時間~3時間、通勤往復1時間、昼休憩50分

土日:早朝~子供が起きるまで2時間~3時間、子供の面倒見ながら耳勉1時間、夫に子供を託し、午前中2時間、子供のお昼寝中1時間、子供と散歩しながら耳勉1時間

直前土日:MAX8時間(夫に義実家へ子供を連れて行ってもらい勉強していました)

2024年10月から始めて、トータルで1500時間勉強しました。

【回転数】

映像は4回転(うち1回は、試験6日前から2倍速で全科目視聴しました。)

テキストは7,8回転(苦手な論点は覚えるまで繰り返し)

トレ問は11回転

選択式問題集は2回転 プラスで労一・社一は問題を解かず、右ページの条文を読んでいました。

【一番苦労したことと解決した方法】

一番大変だったのは、勉強時間の確保でした。

少しでも時間ができたら、スマホで問題を解くようにしていました。

子どもの寝かしつけ中には耳勉を活用し、休日も子どもの世話をしながら、公園に行く途中でも耳勉を続けていました。
とはいえ、寝かしつけ中に一緒に寝落ちしてしまうことも多く、途中からは朝4時起きの朝勉に切り替えました。
(板垣先生・上間先生のイタチャチャハウスのおかげです!)

また、どんなに体調が悪くても「1日も勉強しない日を作らない」と決めて、ベッドに横たわりながらスマホで問題を解いたり、高熱の中でも耳勉していたことも、今となっては良い思い出です。

【選択式の勉強方法】

択一トレ問の1回転目が終わったタイミングで、すぐに選択式問題集に取り組み始めました。
その際、穴抜きされている語句をテキストに戻って確認し、【】をつけるようにしていました。

テキストを読むときも、「この部分は選択式で抜かれるかもしれない」と意識するようになり、目が滑りにくくなったと感じています。

また、スキマ時間には「秒トレ」を活用していました。

秒トレと選択式問題集のおかげで、選択式に対する苦手意識はありませんでした。 (本試験は労一と社一救済に助けられましたが…笑)

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

テキストの発送に合わせて、講義の受講、択一トレ問の回転、選択式問題集への取り組み、既習科目の復習、そして次の科目の予習(前年度の講義視聴)を並行して進めていました。

具体的なスケジュールとしては、10月から4月末までに全科目の講義視聴と択一トレ問を5回転終えることを目標にしていました。

その後、5月以降は全科目を半月で1回転できるように計画していました。

やみくもに問題を解くのではなく、解いた後にテキストに戻って間違えた論点とその周辺論点も目を通すようにしていました。

・5月~7月(直前期)

6月から一問一答以外に五肢択一形式に触れていきました。
また模試が始まる前に、今回の本試験で各科目の目標点を設定しました。
参考にしたのは、初年度合格された方の本試験結果です。

【目標点】
選択
労基・安衛5点 労災4点 雇用5点 労一3点
社一4点 健保3点 厚年4点 国年5点
合計33点

択一
労基・安衛7点 労災・徴収7点 雇用・徴収5点 一般常識6点
健保4点 厚年7点 国年9点
合計45点

模試は2回とも会場受験を選びました。
本試験を想定して、時間配分やトイレ休憩のタイミング、空調対策など、細かい部分までシミュレーションを行いました。
特に空調対策では、あえて空調に近い席を選び、本試験当日に着る服・持参する上着を検討するなど、実際の環境を想定した準備をしました。
本試験当日は、空調近くの席で冷たい風が直撃しましたが、事前に想定していたことだったので、落ち着いて受験することが出来ました。

模試の結果と目標点を照らし合わせながら、どの科目が何点足りないのか、足切りを防ぐにはどうすれば良いかを分析し、今後の学習計画に反映させました。

私は択一式で雇用保険と健康保険が苦手だったため、これら2科目には毎日触れるように意識し、さらに徴収法のテキスト読みにも力を入れました。

7月に実施した模試の結果です
第1回模試:総合評価Bランク(選択28点社一基準点割れBランク、択一48点健保基準点割れBランク)
第2回模試:総合評価Cランク(選択36点割れなしAランク、択一39点割れなしCランク)

・8月(最直前期)

過去問や択一トレ問、目的条文、判例、白書統計、選択式問題集など、毎日幅広く触れるように意識していました。
問題を解いて何度も間違える論点については、テキストの該当箇所と周辺の論点まで言えるくらいに覚えるようにしました。

私は文字よりも図解などのイメージで覚えるのが得意だったため、図解まとめを暗唱できるくらいまで繰り返し確認しました。
また、8月18日から本試験当日までは、社労士24の講義を2倍速で視聴しました。
学習当初はスピードについていけなかったですが、「今は2倍速にしても理解できる!!」と自信にもつながりました。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

選択式では、選択肢のどちらが正解か分からなかった場合、他の受験生も選びそうな方を選ぶという方法を実践しました。
労災が割れなかったのはこの方法のおかげだと思います。「補完」と「付加」で悩んだときも、「みんな補完を選びそう」と考えて補完を選択し、正解することができました。

択一式では、得点源にしたい年金科目から先に解き始めました。
頭がクリアな状態で年金を解くことができ、実際に得点源にできたのは良かったです。
金沢先生がおっしゃっていたように、難問や個数問題は後回しにしていました。(勉強したことがない問題や、通達から出題されているような問題には、設問の冒頭に「知らん!」と書いて、冷静にツッコミを入れつつ、すぐに飛ばすようにしていました。)

【受験生の方へのメッセージ】

私自身、プライベートな時間を削って勉強する中で、「本当に受かるのかな?」と毎日のように不安を感じていました。
育児をしながら挑戦している方の中には、子どもとの大切な時間を犠牲にしているようで、申し訳なさを感じている方もいるかもしれません。
私も、土日は子どもを夫に託して勉強のために家を出ようとすると、子どもたちに泣いてすがられてしまい、胸が痛みました。

でも、だからこそ「この辛い受験期は1年で終わらせる!一発合格したら、子どもたちとめいっぱいお出かけする!」と自分を奮い立たせて、頑張ることができました。

そして、頑張っているその姿は、きっと家族にも伝わっています。家族の支えは、何よりも大きな力になってくれるはずです。

不安や焦りを感じたときは、美味しいものを食べたり、誰かに話したりして、少しでも気持ちを軽くしてください。

私も不安になったときは、ここの合格体験記を読んで、勉強する活力をもらっていました。
「来年は自分が合格体験記を書くんだ!」という思いを胸に、金沢先生と自分自身を信じて、最後まで走り抜けてください。

心から応援しています!

【その他ご感想など】

社労士24と金沢先生を信じて、本当に良かったです。

育児と仕事の両立という限られた時間の中で、一発合格を目指すには、効率的な学習が不可欠でした。社労士24のコンパクトで要点を押さえた講義は、スキマ時間を活用したい私にとって理想的な教材でした。

もし他の教材だったら、テキストの分厚さに心が折れていたかもしれませんし、最後の科目まで手が付けられなかったと思います。

金沢先生の言葉には何度も励まされました。
模試で点数が振るわなかったときも、解説動画の冒頭でお話しされた先生の言葉に涙し、「また頑張ろう」と前を向くことができました。

迷ったときには先生のアドバイスを思い出しながら、最後まで走り切ることができました。

社労士24と金沢先生に出会えたことに、心から感謝しています。

ありがとうございました!

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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