2023年社労士試験合格体験記(29)「1歳児育休中に一発合格」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

今回は”メル”様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

【プロフィール】

20代後半女性 会社員(別業界)
1歳児育休中

【得点状況】

初受験
択一50点 選択33点

【利用のコンテンツ】

社労士24+直前対策
トレ問(アプリ)
秒トレ
市販のテキスト
過去問ランド

学習方法

【学習計画の立て方】

12月 労働科目1週目
1月 社保科目1週目
2月 年金強化月間
3月 過去問15年分、労一
4月 選択対策、目的条文対策、社一
5月 選択対策、択一総固め
6月 法改正、白書、判例、模試①
7月 全科目暗記、模試②
8月 知識の維持

【勉強時間の作り方】

子供が起きている間はまとまった勉強時間が取れないので、家族が起きる前の朝4時から勉強開始。

また、エレベーターや電車待ちなどのスキマ時間にアプリでトレ問を解いていました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日休日問わず、朝2時間と子供のお昼寝中1〜2時間、夜はスムーズに寝かしつけが成功すれば30分ほど確保。
直前ラスト2週間は1日6時間ほど。

前年12月から勉強を初めて約9ヶ月、1300時間くらいだと思います。

※時間を増やすことが目的ではないので、日々の勉強時間は記録していませんでした。

【回転数】

講義をはじめから最後まで視聴しきったのは8回転ほど(月1ペース)。
普段から耳だけで家事の合間に聴いていたので、トータルは倍以上だと思います。

択一トレ問は科目にもよるが15〜25回転。
選択トレ問は10回転ほど。

各科目WEBテストや直前対策は6回転。
模試は3回転しました。

比較的、回数を重ねて勉強するタイプでした。

【一番苦労したことと解決した方法】

初学で現職もまったくの別業界なため、初めは日本語の意味が分からないところからスタート。
年金の1週目で挫折しかけました。

そこで2月に年金強化月間と銘打って、とにかく年金、年金、年金を回しまくり。
理解できてくると問題も解けるようになり、勉強のハードルも下がります。

結果、本試験では年金を得点源にすることが出来ました。

【選択式の勉強方法】

まずは択一を合格点にのせることを意識しました。

3月末時点で一通り過去問をさらったので、4月から選択式に着手。
1週目はひとまず解いて、2周目以降は解説文を読み暗記していきます。

テキストでもチェックしながら、最終的に間違った箇所は10回転ほどしました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

12〜1月
全科目レクチャー視聴→すぐにトレ問一周
問題解けなくてもいいから傾向をつかみ、最低限レクチャーで先生が言っていることを理解する。

2月
メインで年金毎日レクチャー視聴→トレ問を繰り返す。
サブで労働科目も忘却防止のためレクチャーのみ視聴。

3月
過去問を全科目15年分。
間違った問題は追加で2〜3周。

4月
過去問の☓問をこなしつつ、選択式トレ問と目的条文に着手。
選択式は解説文の方を赤シートで隠して文章全体で覚えていきました。

・5月~7月(直前期)

1週間で全範囲に触れられるように意識していった期間です。直前期でも月1回は通しでレクチャー視聴するようにしていました。

5月
択一トレ問をひたすら周回。
科目ごとのチェックテストを印刷してひたすら解く。
判例集の読み込み開始。

6月
法改正、白書レクチャー視聴。
毎朝30分ほど時間を取り、テキストを読み込み数値を暗記。

択一トレ問、選択トレ問、チェックテスト解き直し、直前演習を合間に繰り返す。

初めての模試でA判定がとれたため、勉強方法(演習メイン、全科目並行、手持ちの教材を信じ抜く)を大きく変えずに本番に臨む。

7月
試験一ヶ月前までには、模試を含め手持ちのすべての教材に手を付けた(8月に新しい知識を覚えることを避けたかったため)。

選択式トレ問、統計白書テキストの付属問題、模試解き直し、直前対策講座を重点的に回す。
スキマ時間は択一トレ問と、レクチャー耳勉。
要点を絞った付箋ノートを横断まとめテキストに追記する形で作成。

・8月(最直前期)
直前対策講座を完璧になるまで解き直す。
最後のレクチャー視聴、択一トレ問。

ラスト1週間はテキスト読みと、自作のスマホメモ(覚えていない暗記事項をメモしたもの)を頭に叩き込みました。

メッセージ

【受験生の方へのメッセージ】

「テキスト読みが大事」や「トレ問は◯月で封印」、などSNSでは様々な勉強方法が飛び交います。

私自身はテキスト読みより圧倒的に演習派でしたし、トレ問は試験前日まで解いていました。
人それぞれの勉強方法があります。

唯一絶対の勉強法なんて無くて、自分を信じてやりきった…その後に合格がついてくるのだと感じました。

【その他ご感想など】

育児中で時間も思うように時間も取れず、来年に先送りしようか悩んだ時もありました。

それでも、やっぱり今年で受かりたいという気持ちを忘れられずに、初学者ながらにがむしゃらに社労士24についていきました。

まずは全体像を理解してから、とにかく周回数を踏むタイプの自分には、ぴったり合う教材でした。

学習途中、社労士24だけじゃ網羅性が足りないという声も見かけました。

しかし社労士試験は満点をとる試験ではないので、まずは社労士24の内容を100%近く答えられるようになれば、合格基準点を超える力はつくと思います。

来年度受験生の方も、自分を信じて頑張ってください!

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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