2026年社労士試験合格体験記(20)「日々の地道な周回と本番を見据えた準備」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2026年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はmill9様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記 #金沢クラス

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プロフィール

30代 / 男性 / 会社員(日中リモート、夜間現場管理)

【社労士を目指したきっかけ】

20代の頃から法律を扱う仕事に強い魅力を感じていました。
また、会社に依存し続ける働き方に不安を抱いていたこともあり、「自分の力で独立して稼いでいける専門知識を身につけたい」と考えたことが、社労士を目指したきっかけです。

【得点状況】

1年目/選択式30点、択一式32点
2年目/選択式32点、択一式40点
3年目/選択式32点、択一式50点(自己採点)

【利用のコンテンツ】

1年目/某通信講座
2年目/社労士合格コース(通信)
3年目/経験者合格コース(通信)、労働判例100選

【学習計画の立て方】

とにかくがむしゃらにやるしかないと考えていたため、最初から綿密な長期計画を立てていたわけではありませんでした。
その代わり、日々のマイルールとして「労働判例に毎日触れるため、1日3判例を必ず読むこと」を課していました。
また、大原から提示されたスケジュール(学習計画表)をベースにし、「次の講義が配信されるまでの間に、必ず学習範囲を3周する」という短期の目標を死守していました。

【勉強時間の作り方】

膨大な試験範囲と向き合う中で、勉強が途中で細切れになって集中が途切れるのを避けたかったため、あえてスキマ時間は活用せず、まとまった時間を確保して一気に集中して取り組むスタイルをとっていました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

1日平均4~5時間

【回転数】

・講義: 1.5倍速で1周。テキストに載っていない先生のリアルなアドバイスや重要キーワードは、その都度テキストに直接書き込んで集約しました。
・基本テキスト、問題集: 5~6周ほど
・労働判例100選: 4周ほど

【一番苦労したことと解決した方法】

・モチベーションの維持
長い受験生活の中でモチベーションを保つため、「合格した後の理想の姿や景色」を常に想像していました。
また、余計なストレスを溜めないよう、室内の冷暖房の温度管理、文房具など勉強環境を快適に保つことに気を配りました。
さらに、「仕事終わりは無理に勉強せず、すぐ寝て翌朝に備える」というルールを作り、徹底して生活のメリハリをつけました。

・ 雇用保険の要件の暗記
似たような要件でありながら微妙に数字や条件が違うものが多く、覚えるのに非常に苦労しました。
対策として、該当する要件を付箋に書き出してトイレの壁に貼り、毎日の生活の中で自然と目に入り暗記できるように工夫しました。

【選択式の勉強方法】

選択式対策として、インプットとアウトプットを同時に行える仕組みを作っていました。
具体的には、テキストの重要な太字部分を答え隠し用のマーカーで塗り、日頃からテキストを読み進める際に専用シートで隠して、その場で即座に答えられるかをチェックしながら学習を進めました。(石戸先生の「太字部分を覚えれば合格できる」という言葉を信じて実践しました。)

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

1年目: 勉強期間が圧倒的に足りず、勉強不足で不合格。

2年目: 合格できるレベルまで知識は定着していたものの、本番でのマークミスによる失点で泣く結果に。

3年目(合格年): 実力自体は合格レベルに達していると分析し、知識の補強以上に「本番での立ち回り」を徹底改善しました。具体的には、ケアレスミスを防ぐために「問題を解く順番の工夫」と、「最後に必ず全体を最終チェックできる時間的余裕を残す問題の解き方」を意識して本番に臨み、無事に合格を掴み取ることができました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

毎日のルーティン: 常に判例に触れることを習慣にしていました。
学習スタイル: 択一式問題集を解きながらテキストに戻る「同時並行型」の学習で周回を重ねました。
直前期への備え: 演習問題や択一式問題集の該当する「問題番号」を、テキストの該当ページに直接書き込んでおくようにしました。これにより、のちの「テキスト周回メインの時期」に入った際、どの問題とリンクしているかが一目で分かり、効率的に復習できるように備えました。

・5月~7月(直前期)

問題集や模試の復習:過去に間違えたことのある問題のみを再確認。
テキスト周回と暗記の工夫: テキスト周回をメインにしつつ、要件を確実に定着させるため、テキストの大部分を隠して「テーマを見ただけで内容や要件をスラスラ思い出せるか」という想起訓練を徹底しました。
模擬試験の活用法: 単に点数や偏差値を気にするだけでなく、「問題の解く順番は最適か」「得点を取らなければならない問題の優先度を正しく判断できているか」「自分で決めたマークミス防止のための解き方が実践できているか」を確認するためのリハーサルとして模試を活用しました。

・8月(最直前期)

テキスト周回: 基礎の徹底はもちろん、本番での「抜け漏れ」をなくすため、優先度が低めな細かい論点まで念のため目を通して網羅性を高めました。
判例・統計対策: 直前の時間を圧迫しないよう、深追いはせず「重要キーワードのみ」に焦点を絞って素早くチェックし、直前の知識確認を行いました。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

・令和7年度の悔しい経験と戦略変更
令和7年度試験では難易度の高い問題が多く、精神的にかなり追い詰められ、試験の途中で何度も「不合格」という言葉がよぎっていました。
その反省を活かし、令和8年度は労働保険科目からではなく「社会保険科目から解く」という順番に変更しました。これが功を奏し、時間的・精神的な安定を保ちながら解答を進めることの大切さを痛感しました。

・令和8年度本試験当日のプレッシャー
本試験の前日はプレッシャーから一睡もできず、当日は「集中力の低下でマークミスやケアレスミスをしないか」という不安との戦いでした。
しかし、事前に準備した解く順番や見直し手順を徹底することで、極限状態の中でもミスをすることなく乗り切ることができました。

【受験生の方へのメッセージ】

社労士試験で求められるのは、ただテキストを丸暗記するだけの「知識」ではありません。「試験本番でどう解くか」「いかにミスを防ぎ、精神を安定させるか」という戦略と準備が同じくらい重要になります。

勉強中は新鮮味がなくなり、メンタルが削られる時期が必ず来ます。
しかし、日々の地道な周回と「本番を見据えた準備」は裏切りません。
苦しい時期を乗り越えた先には、間違いなく最高の景色が待っています。途中で投げ出さず、最後まで走り抜けてください!

【その他ご感想など】

石戸先生、金沢先生、2年間大変お世話になりました。
記憶に残る語呂合わせや聞きやすい講義はもちろん、重要論点や分かりづらい箇所をいつも丁寧に解説してくださったおかげで、疑問を残すことなく万全の状態で本試験に挑むことができました。

本当に長い道のりでしたが、大原学園のおかげでついに合格を成し遂げることができました。
この過酷な試験を乗り越えた経験と自信を糧に、社労士という資格でしっかりと生きていけるよう、これからも精進してまいります。
本当にありがとうございました!

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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