皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2021年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。→こちら
『仕事や育児の合間を縫った勉強で、私が一発合格できたのは…』
今回は”木々梨子”様から頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
【属性】
- 33歳
- 中小企業に勤務する女性事務員(総務経理)
- 保育園児1人を抱えるフルタイムワーママ
【利用のコンテンツ】
- 社労士24+直前対策
- トレ問アプリ(2020,2021年版)
- (他社基本テキスト、基本問題集、過去問)
【学習計画の立て方】
試験前年の9月までに主要科目1回転、10月~模試前までに全科目もう1回転できるよう、あらかじめ科目ごとにコマ割りをしておき、決めたコマの中でルーチン(講義視聴と問題演習、確認テスト)をこなしていきました。
家事や育児もあるため、比較的ゆったりめにスケジュールを組み立てたつもりでも、いつもギリギリという状態でしたが、決められた期日は絶対守るという気概で取り組みました。
【勉強時間の作り方】
朝は全く起きられず勉強できませんでした。
出勤時は、少し早く出社し、始業時間前に10~20分程度。昼休みは丸々勉強に費やしました。帰宅し、子供が寝たあと2~3時間。
土日は、家事もあるので一日中という訳にはいきませんが、家族の協力もあり、平日よりは、まとまって机に向かえました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
ながら勉強や、スキマ時間の勉強も含め、平日は3時間、土日は6時間程度でしょうか。
その直前期とそうでない時期ではムラもありますが、その生活を1年3か月続け・・・
トータルでは・・・???
実は勉強時間は”意識して”はかっていなかったため、わかりません。
時間をはかれば、時間数をクリアすることが目的となってしまうため、はかりませんでした。
【回転数】
社労士24の視聴ですと、最低2、3回転以上です。
特に社一と年金科目は直前期に頻繁に視聴していましたので、数えきれないほどです。
トレ問(択一)は、アプリと紙あわせて最低5回転以上、多い科目ですと15回以上していると思います。
トレ問(選択)は、2回転です。
【一番苦労したことと解決した方法】
全科目の勉強を一通り終え、いざ直前期という段階でスランプに陥りました。
要因としては、今まで長く続けていた勉強サイクルが崩れた点。そして、当初は選択対策をする予定でしたが「択一が合格ラインでない受験生は選択対策に手を出すべきではない」という金沢先生のお言葉がひっかかり・・・。そもそも自分が択一合格レベルなのか否かもわからず、確認する術もなく、かといって選択対策を開始しなければ本試験に間に合わないという焦りもあり。結局何をしていいかわからず、気付けばyou-tubeを2時間見ていた・・・みたいな日が数日続きました。
そんな中、はじめて大原の模試を受け、択一では結果がA判定と好成績。
今後は択一の力を落とさないようメンテナンスをしつつ、選択対策に取り組もう!と、結果をうけて、やるべき方向がわかり、スランプを脱することができました。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
(6月~9月1回転目)
他社テキストで勉強後、大原トレ問アプリを解きます。
不正解の問題は(ほぼ全問不正解です)、ノートに転記。転記した文章に書き込みを加え(初学者なので文章の意味すら不明なことが多いです。主語はどれ?状態です。論点や、ひっかけワードにチェック、主語述語など文節にマークしながら問題文の読み込みをします。)
ノートの見開き半分は白紙にしておいて、テキストなどで確認した内容を解説として自分で記入していきました。
転記事体は作業ですし、膨大な時間がかかります。
非効率的ですが、結局最後(直前期の模試の見直し)まで同じやり方を通しました。
(10~6月2回転目)
ここで社労士24投入。チャプター視聴ごとに、該当する択一トレ問を解きます。
1科目を終え、トレ問で不正解だった問題について見直し・やり直しを行います。次の科目の社労士24視聴に進むのと同時に、前の科目の択一トレ問を1,2回解きなおします。
別途、年末年始など時間がとれるタイミングで厚生労働省のサイトより白書を確認。
また、年内のうちに、金沢先生のツイートについて #毎日判例 #毎日統計 の内容をノートに転記する・まとめるなどしました。
年が明けるとスケジュール的にも精神的にも余裕がなくなりますので、年内に判例や統計白書について一通り目を通したことは、よかったです。
・5月~7月(直前期)
ゴールデンウイーク中に過去問5年分1周。
6月の模試前までに全科目の学習を一通り終えました。
その後、選択トレ問全科目1周。深追いせず、不正解箇所にマーカー(赤下敷きで消えるやつ)をするのみ。
社一の定着が悪かったため、スキマ時間は多くを社一について社労士24視聴・トレ問アプリに費やしました。
模試は大原2回、他社2回受験。間違えた問題などは転記し、テキスト確認を徹底。
・8月(最直前期)
この1か月は全科目のテキスト読みに注力しました。
基本テキストと、選択トレ問を項目ごとに反復しながら進めます。
選択トレ問ですが、7月までに1周し、マーカーを引いて下準備をしておりましたので、問題を解くというよりは、赤下敷きで主要な語句を消し、暗記帳として活用。
テキストと交互に読み進めることで「選択で問われる箇所はどこか」を意識しながら読むことができ、また、選択トレ問が解答できることで(ちゃんとテキストを読んで暗記ができている!)と安心しながら読み進めることができました。
選択トレ問は、テキストの網羅性がとても高いため、そのような利用が可能でした。
他、択一の力を落とさないように、毎日20分程度は過去問や確認テストを少しずつ解きました。
別途、昼休みの1時間は年金の時間!と決め、社労士24の視聴とトレ問の回答に注力。
また、スキマ時間はトレ問アプリで健康保険をやりこみます。
この3科目は直前期にやればやるほど点数が伸びると確信していましたので、徹底的にやりました。
一方、労働科目は、数字などの暗記項目や、あやふやな箇所の確認以外は深入りせず、今までやってきたことを信じて結構放置していました。
また、毎週月曜日は白書対策の日として、白書の確認、統計の数字暗記、目的条文の暗記をしました。
直前対策演習、総合対策演習、結局1つも手をつけず、でした!!!
【2022年受験生の方へのメッセージ】
近年、試験問題が長文化していると聞きます。
やはり問題を解く体力や、時間配分が課題になるかと思います。
そこで、数字問題など、暗記していれば瞬発力で解ける問題をサクサクこなし、時間をショートカットして他の問題に時間を充てるということは合格のためには必須の力となるでしょう。
社労士24では暗記のテクニックを習得することが出来ます。
まさに金沢先生は語呂合わせのファンタジスタです。
テキストの図解もビジュアルのまま暗記するのに適しています。
社労士試験は暗記の試験でもあります。社労士24はその点において大きく力を発揮すること間違いなしです!
【その他ご感想など】
仕事や育児の合間を縫って、初学者の私が1発で試験に合格できたことは、社労士24のおかげです。
勉強中、つらいことや悲しいこと、沢山ありました。
そんなとき、いつも側で支えてくれたのは、社労士24でした。
実は、試験日直前などは、メルマガの問題が届いても、毎朝ツイッターで問題を見ても「わからないわからない、どうしようどうしよう」と毎日パニックでした。
他の受験生のツイッターを見ることも、つらい。
もちろん交流することなく、you-tubeの合格祈願に名を連ねることもなく(合格祈願!?なにそれわかんない、ってなってました。)ギリギリの精神状態だったのですが
社労士24を何度も視聴する。基本のトレ問を解く。他は何もしない!とガムシャラに突っ走ったことが結果的に合格へとつながったと思います。
今後はもっと心穏やかに、”同志”たちと交流を図りつつ、ここで身に着けた知識をより充実させ、社会の役に立てるように精進してまいります。ありがとうございました。
お読みいただきありがとうございました。
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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