2023年社労士試験合格体験記(47)「アウトプットを意識したテキスト読み」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

今回は”社労士を目指すトレーナー山田洋一”様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

【プロフィール】

社労士を目指すトレーナー山田洋一

男性

フィットネスパーソナルトレーナー・レッスンインストラクターを主な仕事にする個人事業主
総合型地域スポーツクラブ理事

【得点状況】

令和2年度
選択25点 択一38点
※通知書紛失のため、基準点割れ科目不明

令和3年度
選択27点(労一・国年割れ)択一38点(労災割れ)

(※令和4年は、コロナ感染により受験不可)

令和5年度
選択32点 択一46点

【利用のコンテンツ】

・速習合格コース(通信)※初年度の3月から受講
・経験者合格コース(通信)
・社労士24
・トレ問アプリ

学習方法

【学習計画の立て方】

基本的には、大原の学習スケジュールに沿って進めていきました。

ただ、合格年度は特に、1日の中で少しでも複数科目に触れるように(テキスト読みやトレ問アプリ)心がけました。

【勉強時間の作り方】

・仕事の合間〜カフェや図書館などに立ち寄る

・電車の移動時間での勉強。もっとも、眠気が大敵なので、トレ問アプリなどなるべくアウトプットができるような内容の勉強に取り組みました。

・晩ごはん〜寝る前までの時間の活用

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

合格年度
・4月までは、平日1〜2時間、休みの日は2〜3時間
・5月の直前期からは、平日2〜3時間、休みの日は4時間
・7月後半〜8月中は、平日3時間以上、休みの日は5〜6時間以上

トータルの時間については、全く意識しておりませんでした。

【回転数】

合格年度
・経験者合格コースの視聴は基本的に1回転(確認したいところ、弱いところは複数回視聴)

・テキストの読み込みを重視していたので、各科目平均10回転以上は、目を通していると思います。

・トレ問アプリについて、合格年度は4〜5回転くらいでした。(その前年度は10回転ほどして基礎固めに役立ちました)

【一番苦労したことと解決した方法】

受験2年目に痛感したことが、様々な仕事に手を出しすぎて勉強時間が削られすぎたことです。
個人事業主ゆえに、労働時間の制限はありません。その結果、貴重なスキマ時間には眠くなるばかりで、勉強に集中できず、コンディションは最悪でした。結果も1年目と大差がありませんでした。

そこで、3年目以降は、引き受ける仕事を整理し、勉強時間と両立できる新たな仕事を始めるなどして、学習時間と環境を整えました。

【選択式の勉強方法】

全受験期間を通じて、選択式問題集にはほぼ手を出しませんでした。
択一の問題練習とテキスト読み勉強を通じて、選択式対策を行いました。
合格年度は、特にテキストの読み込みについて「どのような数字、言葉が問われそうか」を意識しながら、細部まで行いました。合格年度の本試験では、その効果がしっかり現れました。

【勉強内容】

合格年度

・5月まで(直前期の前)
1月〜3月にかけて、仕事に関する勉強、特別イベントやセミナー講師の準備などが複数入り、社労士の勉強がトーンダウンしてしまいます。焦りも募りました。
ただ、理想通りにいかなくても、少しでも勉強時間を確保しようと、講義の視聴やテキスト読みを行いました。
金沢先生の講義は、わかりやすい上にクスッと笑える要素が盛り込まれているので、忙しい中でも興味とやる気を維持することができ、助けられました。

・5月~7月(直前期)
ここからは短期集中決戦!とあらためて意識して、通信生ながら大原水道橋校での直前対策の聴講を決意。直前対策の全ての回を教室聴講で実施いたしました。
ここで石戸先生のクラスにお世話になりました。目に見える他の受験生とともに学ぶ環境は大きな刺激となり、集中度が一段と上がります。
択一問題演習・選択問題演習のペースに合わせ、テキスト読み&トレ問アプリを繰り返していきました。

ここでテキスト読みについてですが、「アウトプットを意識した読み方」を心がけました。
趣旨・要件・効果・主な論点や判例などが「見なくても思い出せるか」ということを繰り返していく読み方です。テキストを読むことが、より能動的になり、意識も変わります。これが、基礎の定着と記憶の引き出しにかなり役立ったと思います。
そのおかげか、公開模試の1回目は47点→2回目は54点と、前年度よりも模試の段階からしっかり点数が取れるようになりました。

・8月(最直前期)
前半2週間ほどでテキスト全科目1回転、後半は1週間で全科目1回転といったペースでテキスト読みを行いました。
1日に、なるべく2〜3科目に触れるようにして、頭の切り替えの練習を意識しました。

【受験生の方へのメッセージ】

多くの方にとって、 自分の“理想通りの”学習環境や学習時間を確保することは、なかなか難しいことが現実かと思います。
そんな時は、とにかく“少しの時間でも、できる勉強をやる”という気持ちを持つことは大事だと思います。その積み重ねは、きっと着実に自分の実力を高めてくれることでしょう。
私の受験生としての時間は、常にこの繰り返しだったと感じております。

日々の日常における学習の積み重ねが、本試験当日の自分の最大の味方です!

あと、マークミスにはくれぐれもご注意を!
私は何度も見返しても本試験の択一の自己採点は48点でしたが、成績通知書では46点となりギリギリの結果となりました。本当に怖いものです。

【その他ご感想など】

石戸先生・金沢先生・香山先生に主にお世話になりました。
皆さん、わかりやすい説明と心からの励ましが素晴らしく、ユーモアもあり、多くのファンを獲得されていることが納得できます。
大原では、先生方も日々工夫と努力を重ねていることが伝わってきます。そのおかげで、こちらも自然と勉強しておりました。そして合格を“成し遂げる”ことができ、心より感謝しております!

 

その他の合格体験記

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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