皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
有害業務(正解率85%)
問題
「常時500人を超える労働者を使用する事業場で、坑内労働又は一定の有害業務に常時30人以上の労働者を従事させるものにあっては、衛生管理者のうち1人を衛生工学衛生管理者免許を受けた者のうちから選任する必要がある。」
上記の有害業務に含まれないものは?
A 異常気圧下における業務
B 著しく暑熱な場所における業務
C 深夜業を含む業務
D 有害放射線にさらされる業務
ついでに見たい
労基法の年少者まとめ【動画】
#経験者合格コース の体験講義担当:金沢博憲(経験者合格コース)
解答・解説
「C 深夜業を含む業務」。
労基法の「延長1日2時間までの有害業務」には、深夜業は含まれない。
衛生管理者の専任の有害業務や衛生工学衛生管理者免許も同様。
一方、健康管理(産業医の職務)や健康診断に関する規定では、深夜業を含む。
【深夜業】
労基・延長1日2時間までの有害業務→含まない
安衛・衛生管理者の専任(500人超+有害30人以上)→含まない
安衛・産業医の専属(有害500人以上) →含む
安衛・特定業務従事者の健康診断→含む
安衛・自発的健康診断 →含む
◎結論→「医療」関係には含む
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
テストの結果は大事だ。 ただ、本当に大事なことは、テストの結果をどう活かすかだ。
悔しい結果には、伸びしろが詰まっている。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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